2009,01,31, Saturday
さて昨日に続き、国家III種ネタですが、工業高校や農業高校の生徒さんたちがうけることになる工業・農業系区分ですが、ついに土木も九州地区で採用休止となりました。すでに昨年も休止中の電気情報と、これまた全国で休止されている化学・建築・農業・農業土木、・・・。ということで、九州で残ったのは機械と林業だけになってしまいましたT^T
ちなみに試験のある地域を書き出しておきます。 電気情報 関東・四国 機械 北海道・関東・東海北陸・四国・九州 土木 関東・東海北陸・近畿・中国・四国 林業 全国(※地域区分なし) なんで、四国は、九州よりちっちゃい島(四国の皆さんゴメンナサイ)なのに、電気情報・機械・土木の募集が全部あるんだろう? なんか大規模な開発行為があってたっけなぁ?? |
2009,01,30, Friday
さて、気が早いものですが、国家公務員の試験日程が発表されました。
昨年と同じ位置で、曜日対応のため1日ずつ早くなっているだけのようです。 国家III種 一次試験日9月6日(日)、受付期間6月23日(火)~6月30日(火) 裁判所III種 一次試験日9月14日(日)、受付期間7月14日(火)~7月23日(水) 例年のことながら、国家III種の締め切り日は異様に早いですから要注意です。9月が試験なのに、6月に締め切っちゃうんですから。昔は手作業でやっていたからわからんことはないけど、パソコンで処理して居るんだからもっと後でも良さそうな気がするんですがねぇ。 ちなみに時効(?)だから話すと、昔はそれぞれの人事院事務局単位で手作業で受付していたので、「国家III種行政九州→九州事務局へ」と「国家III種行政中国→中国事務局へ」とかいった複数の出願が可能でした。6月では受験生の成績の伸びがわからないので、とりあえず両方出して試験日の前にどっちをうけるか決めるという『奥の手』だったんですけどね。いまはちゃんとチェックをかけていますので、できません。そんなことをして、両方の受験票が無効になっても公ゼミは知りませんよっ。念のため。 |
2009,01,27, Tuesday
さて大林センセが担当する「社会と公務員」という授業では、各グループが地球温暖化について自分たちでそれぞれ発表しなくちゃいけません。いよいよ発表日が迫っていることもあって、各グループともキーボードをたたいて、データを模造紙にうつして、発表リハーサルをやったり、・・・ともかくバタバタ準備中です。そんな一コマを追ってみました。
▼パソコンに群がって検索、検索、検索 ![]() ▼調べる内容は「これでいいのか?」 ![]() ▼発表用資料を作成。これは義務づけられてる。 ![]() ▼レジメも自分たちで印刷します ![]() |
2009,01,26, Monday
さて、今日は授業で裁判所に行ってきました。
実は裁判所ってところは写真撮影厳禁で、構内では特別の許可がない限り撮影が認められません。本校の学生の職場紹介で「事務の仕事をしているところでいいですから・・・」と頼んでも、一切、撮影が許可されないんですが・・・。 ところが、今日は模擬裁判。裁判員制度の告知が至上命題(?)ということで、「法廷内でどこからでも何枚でも写真を撮っていいです。」という驚異の大サービスでした。それぞれの役の公募があり、最初はもじもじしていたのですが次第に自ら立候補してそれぞれ席に。台本が配られ、スタート。裁判を身近に感じる1日となったようでした。 ▼福岡地裁で最も広い大法廷 ![]() ▼開廷を告げる事務官役の酒井センセ ![]() ▼真剣に考え込む裁判員役のKh君ら ![]() ▼厳しい量刑が予想され(?)沈痛の面持ちの被告S君と弁護団 ![]() ▼判決を被告に言い渡す裁判長役のKd君 ![]() |
2009,01,24, Saturday
派遣切り~この類のコトバをテレビ・新聞で見聞きしない日はありません。たくさんの人たちが職と住む場所を失いました、あるいはこれから失おうとしています。問題はいろいろありますが、そのうちのひとつが、そんな人たちを救済・支援する公的なシステムが不完全であるということです。たとえば経済的に苦しい立場に置かれた人を対象にした「生活保護」という制度があります。ただこの生活保護は実運用上「住所を持つ人」に適用されています(なのでホームレスに生活保護が適用されるとニュースになったりします)。昨今の経済情勢の急変で住む場所を失った人たちは当然「住所」がありませんから、多くの人が行政サービスの網からもれてしまうことになります。行き場を失ってしまうんですね。
そこで年末から年始にかけて民間の諸団体が東京のど真ん中に設立したのが「派遣村」です。テレビ・新聞で連日大きく取り上げられておりましたが。で、昨日そこの「村長」である湯浅誠氏が公ゼミに来校、90分間講義をしていただきました。内容は、現代社会が抱える問題点は何か、そして公務員としてそれにどう向き合えばよいのかという話。湯浅氏の経験を踏まえたとても分かりやすい話で、学生たちもフムフムと聞き入っておりました。湯浅氏は年末年始、メディアでの露出が多かったこともあり、報道関係の人たちも来ておりまして、地元の夕方のニュースや翌日の新聞でその模様が報じられました。 ![]() ![]() いちばん印象に残ったのは「公務員になるみなさんは『矛盾』の最前線に立つことになる」というコトバです。最初に書いた生活保護の話なんかが典型的な例で、「明らかに救済・支援が必要な人が目の前にいる、しかし制度上・慣例上支援することができない」という場面に出くわしたとき・・・湯浅氏によると人間は大きく2種類に分かれるだろうと。ひとつはそういうルールだからと割り切ってしまう公務員、もうひとつは疑問の声を上げる公務員。明らかに前者の方が楽です。「おかしい」っていう声を上げたとたんに面倒なことに巻き込まれるかもしれません。でもみなさんには勇気を出して「声を上げることのできる人」になってほしい。そうしないと世の中よくならないから・・・という感じの話でした。 学生たち、貴重な経験をしたと思います。 |
2009,01,23, Friday
さて東京消防庁は、一次試験の問題ミスを理由にIII類の全国試験(福岡・鹿児島などの地方試験)で23名を追加で一次合格すると発表しました。合格者に対しては、二次試験を二月に実施としています。
訂正になった問題は数的推理のNo,21で、まあなんとなく解けないことはないけど厳密に読めば「意味不明」という出題で、公ゼミでも「ちょっとこれは・・・」と話題になっていた問題でした。まあ、これも東京消防庁が試験問題を公表していたからこそ明らかになったもので、公務員試験の問題が非公表の時代にはこの手のミスは結構あったんですよねぇ。今でも非公表の地方公務員(都道府県・市町村・消防官・警察官 ※東京除く)には、ポチポチあるような気が・・・。 それにしても、「なんでこの時期に・・・」という疑問もありますね。高校からも、「生徒に東京消防庁から電話があって・・・」と、公ゼミに相談の電話がかかってきました。追加の採用予定数を明らかにしていないので、23名の中から何名ぐらいとるつもりでいるのかも、気にかかるところですよね。 |
2009,01,20, Tuesday
![]() で~っかい黒い貝でして、ホタテと同じく貝柱を食すんですな。 いっとき激減して、有明海産のたいらぎ貝は、かなり貴重品なんですよ。(大牟田駅にたいらぎ貝をつかった駅弁があったんですが、輸入品を使わざるえない状況においこまれたぐらいです。) で、これが弁当箱タッパーいっぱいに充ち満ちている、市価ではン千円相当の品です。 うちの学生が「先生に」って持ってきてくれました。自分が有明海に潜ってとって、自宅で粕漬けにしたもんだそうです。 美味! ありがとう。ちなみに、授業もさぼらずにちゃんと来てください。 |
2009,01,19, Monday
さて、昨日、行われた「2009選抜女子駅伝北九州大会」。
うちの酒井センセが、テレビをぼ~っと見ていたところ、なんと公ゼミの卒業生が白バイで先導に! ちなみに女子駅伝なんで、もちろん白バイ隊員も女性警察官です。 あれって、ちゃんと所属とか名前とかが紹介されるんで、白バイ隊の中でもけっこう将来有望な人物が選抜されると聞いてるんだけど・・・。彼女は在学中もぴし~っとした学生だったので、県警でもがんばってるんでしょう。なくらもその勇姿を見たかった・・・。 |
2009,01,17, Saturday
さて先日、授業の一環で、福岡市防災センターへ見学に行ってきました。本来は12月に行くつもりだったのですが、地震体験装置がリニューアルオープンするということで、延期。
ナント、私たちが出かけた日はその最新鋭機稼働の2日目。「いままではただ単に揺らしていたんですが、縦揺れ・横揺れすべてを実際どおりに再現できる装置です。」ということで、福岡市をおそった西部沖地震や、関東大震災なんかのデータもコンピュータに入っているんですね。見ていると関東大震災はかなり揺れが長くて怖かったですよ。うちの学生たちは、最初は「震度6強で体験してみましょう」ということだったのですが、別の職員の方が「この人たちは若いから震度7でもいいやろう」ということになって途中から震度7に。途中、一人の学生が座っていた椅子の足が折れてしまうというハプニングも。(新装オープンして2日目にして、申し訳ありませんm..m)「やっぱり震度7の連続はいかんやったかなぁ」と職員の方がぼそっともらしておられましたが・・・。 【▼写真がぶれているので振動しているのがわかるかな】 ![]() ![]() あとは消火器の使い方や、強風体験、避難訓練など盛りだくさんの体験を1時間でこなして終了しました。説明をしてくださっている写真の職員は実は、公ゼミの卒業生! ちゃんと年配の職員から「皆さんの学校の卒業生です」と紹介があり、彼に説明担当をしてもらう気配り(?)も。なくらも、彼と一緒に消火器操作の体験をさせてもらいました。 ![]() ![]() 最後はヘリコプターに乗って学校に戻りました。(これはウソです) ![]() |
2009,01,16, Friday
後期授業のひとつに「公共交通を考える」っていうテーマの授業があります。
昨年度も紹介したのですが、熊本市には路面電車が走っていて街の「顔」のひとつになっています。今日はそんな熊本市民の「足」となっている路面電車(「市電」といいます)の車両整備工場を見学に行きました。 ![]() ![]() ここで働いている方々はもちろん市の職員で、わたしたち市民の「利便性」「安全性」をがっちり支えてくれています。駆動部は定期的なメンテナンスが必要で、モーターを解体し写真のように手作業で点検・整備を行います。 余談ですが、本校の卒業生がココでも働いております。ワタクシ必死で探すのですが・・・なかなか見つかりません。 続いてバリアフリーな車両「低床電車」に乗せてもらいました。ちなみに路面電車は近年環境負荷の低い交通機関として注目を集めています。で、窓の外を見ると外国人の方が。職員の話によるとドイツからのお客さんらしいです。ドイツと言えば路面電車の先進国なんですね。 ![]() ![]() なんて話を車両内で聞いていると、なーんか妙な視線を感じるので再び窓の外を見ると・・・いました!あやしー雰囲気がかなり出てますが、ウチの卒業生です。 ![]() ![]() ワタクシ、カレの仕事ぶりを見学したのですが、それはそれは丁寧に車両を整備しておりました。すると別の職員がワタシのそばに寄ってきて「お知り合いですか?アレ、いい仕事するでしょう?」だと。いちおう「ほぉ」って答えときましたけど・・・。 元担任、一安心です。 |