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「派遣村」の湯浅氏
 派遣切り~この類のコトバをテレビ・新聞で見聞きしない日はありません。たくさんの人たちが職と住む場所を失いました、あるいはこれから失おうとしています。問題はいろいろありますが、そのうちのひとつが、そんな人たちを救済・支援する公的なシステムが不完全であるということです。たとえば経済的に苦しい立場に置かれた人を対象にした「生活保護」という制度があります。ただこの生活保護は実運用上「住所を持つ人」に適用されています(なのでホームレスに生活保護が適用されるとニュースになったりします)。昨今の経済情勢の急変で住む場所を失った人たちは当然「住所」がありませんから、多くの人が行政サービスの網からもれてしまうことになります。行き場を失ってしまうんですね。

 そこで年末から年始にかけて民間の諸団体が東京のど真ん中に設立したのが「派遣村」です。テレビ・新聞で連日大きく取り上げられておりましたが。で、昨日そこの「村長」である湯浅誠氏が公ゼミに来校、90分間講義をしていただきました。内容は、現代社会が抱える問題点は何か、そして公務員としてそれにどう向き合えばよいのかという話。湯浅氏の経験を踏まえたとても分かりやすい話で、学生たちもフムフムと聞き入っておりました。湯浅氏は年末年始、メディアでの露出が多かったこともあり、報道関係の人たちも来ておりまして、地元の夕方のニュースや翌日の新聞でその模様が報じられました。
講演風景1/24毎日新聞
 いちばん印象に残ったのは「公務員になるみなさんは『矛盾』の最前線に立つことになる」というコトバです。最初に書いた生活保護の話なんかが典型的な例で、「明らかに救済・支援が必要な人が目の前にいる、しかし制度上・慣例上支援することができない」という場面に出くわしたとき・・・湯浅氏によると人間は大きく2種類に分かれるだろうと。ひとつはそういうルールだからと割り切ってしまう公務員、もうひとつは疑問の声を上げる公務員。明らかに前者の方が楽です。「おかしい」っていう声を上げたとたんに面倒なことに巻き込まれるかもしれません。でもみなさんには勇気を出して「声を上げることのできる人」になってほしい。そうしないと世の中よくならないから・・・という感じの話でした。

 学生たち、貴重な経験をしたと思います。


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| | 04:33 PM | comments (0) | trackback (0) |

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