2009,01,15, Thursday
さて遠い将来のような2年後の話。まだあまり話題になっていませんが、国家公務員の採用試験制度改革のお話です。
実施を1年予定より早めて2011年に現行制度を終了、2012年から新制度に移行するという「行程表」がオープンになったようです。2009年に方向性を決定、2010年に新試験の概要(受験資格・試験科目など)を公表、2011年に試験の詳細を発表して、2012年から実施ということになっています。 また試験の立案は、新設される内閣人事局に移管(現在は人事院が企画)、人事院は単なる試験実施機関と位置づけられています。 I種区分を廃止するのがこの改革のポイントで、II種・III種はそれの「まきぞえ(?)」に廃止になる訳ですが、形の上ではI種を引き継ぐのが「総合職試験」、II・III種を引き継ぐのが「一般職試験」です。ちなみに学歴を目安とした募集区分は残されるように明記されており、「高校卒」区分は存続します。(一応、一般職(大卒程度)、一般職(高卒程度)、専門職(大卒程度)、専門職(高卒程度)などとなる見込み) まあ詳細が決まってみないと実態としてどうなるのかはわからないですね。今後の政治状況でも変わってくる可能性もありますし・・・。 |