2013,05,29, Wednesday
さて、今日はソフトボール大会・・・だったんですが、例年より10日あまりはやい梅雨入りの直撃を受けてあえなく中止に・・・。今日は降ってないけど、球技場がグランドコンディションから使用禁止になってるのでどうしようもないのです。
貴重な勉強時間を割いて、各クラス練習したのにね・・・。というわけで、今日は学生たちは臨時休校。静かな職員室になっています。 |
2013,05,28, Tuesday
さて、長らくhttp://koumuin.info/blog/index.phpで運営してきました公ゼミブログですが、このたび心機一転http://blog.kouzemi.ac.jp/にお引っ越ししました。
旧アドレスでアクセスすると、リダイレクト(自動的に新アドレスに移動)されるはずです。これが読めているってことは、無事に新アドレスでたどり着いたってことですよ。 もし、公ゼミブログをブックマーク(お気に入り)登録などをされている奇特な方(註「大辞泉」による解説:1. 言行や心がけなどがすぐれていて、ほめるに値するさま。2.非常に珍しく、不思議なさま)がおられましたら、再登録をお願いします。 世の中twitterだという話があってどうしようかと思っていたら、すでに中高生はLINEに移行していてもうついてけない・・・。部活の連絡や友達と遊びのアポとりまで、LINEでしているらしいですね・・・。もうブログなんて流行らないかんじだけど、これからもブログ公ゼミは続いていきますのでよろしくお願いします。 |
2013,05,25, Saturday
さて、学生や高校の先生方から、よく、
「教養試験で何点取ればいいんでしょうか?」 という質問を受けます。 「だいたい60%前後、試験によっては50%や70%ぐらいですかねぇ・・・」 と答えるのですが、すると公務員試験にそんなに詳しくなさそうな人から、 「そんな低い点で合格できるんですか?」 と(半分)不審そうな顔をされることがあります。 それについて、公務員試験問題をつくっている財団法人の冊子に次のような文章が載っていました。 「教養試験においては、全国の受験者全体のうちの平均的な者が、全40題の試験であれば20題くらいを正解できることが目指されています。これは採用試験においては受験者間に順位をつける必要があるからです。受験者のほとんどが高得点をとってしまうと、一次合格者の決定が難しくなる恐れがあるのです。」 まあ、言い直すと、「複数の受験者が満点を取ってしまうような問題をつくってしまうと、その満点者の間ではもはや順位をつけることができない、そうなると試験として役に立たない。だから、基本的に満点が出ないぐらいの難易度にしなきゃいけない」って考えてますよ、ってことですね。 つまり、「授業で習った内容だから100点を取ってほしい」という先生方の願いをこめてつくられる高校の定期考査とは、基本的に考え方が違う試験なわけですね。 ちなみに、難易度を考えるにあたっては、「過去に実施した試験のデータ、新聞等各種メディアのニュース、学校での教育内容等を参考にし・・・、教養試験が特別な受験対策や準備を必要とするような試験にならないように注意して」いるそうです。特に高卒程度の試験については、大卒程度に比べ国社理数英の出題ウェートが高くなっており、高校での勉強が試験に反映されるように配慮されている、ってことのようですね。(したがって高校の授業をしっかり聞いていないのに、3年生になって急に「公務員になりたい」って言い出しても「難しい」ってことになりますね^^;) |
2013,05,18, Saturday
さて、募集要項は配布になったものの、まだまだ採用数が出ない国家一般ですが、動向を占う大卒程度の採用予定数が次々と発表になっています。
国税専門官(税務職の大卒採用) 2012年度560名 → 2013年度1115名 前年度比199% ![]() 財務専門官 2012年度62名 → 2013年度140名 前年度比225% ![]() 労働基準監督官 2012年度46名 → 2013年度150名 前年度比326% ![]() 皇宮護衛官(大卒) 2012年度18名 → 2013年度36名 前年度比200% ![]() 航空管制官 2012年度56名 → 2013年度78名 前年度比139% ![]() ↑みていただいたとおり、どこも昨年比で2倍から3倍の採用数となっています。すでにこのブログでも述べたように、公務員抑制方針が変更された影響がストレートに出ていますね。 また、国家一般(高卒)については、採用を予定している官庁が発表されています。九州についてのみおおまかに紹介しておくと、 事務:法務省・検察庁・税関・海上保安庁・防衛省(地方防衛局/三隊など)・(特独)国立病院機構・(特独)駐留軍労務管理機構 技術:国土交通省(地方整備局)・防衛省(地方防衛局/三隊など) 農業土木(全国)/林業:農林水産省・林野庁・国土交通省 となっており、昨年度に引き続き、海上保安庁での事務職採用が目新しいところとなっています。(基本的に、一昨年度までは海上保安庁で事務職の採用はなかった) 昨年は国家公務員を目指す人にとっては大嵐だったわけですが、今年はかなり暖かい日ざしが差し込みそうです。 |
2013,05,13, Monday
さて、今日は、国家一般職・税務職の募集要項の配布開始日です。数年前であれば、公務員専門学校的にはドキドキバタバタする日だったのですが、私も朝はすっかり忘れていたほど・・・。
なぜかというと、「採用予定数が募集要項に載ってない」から。日程はすでに2月の公告日に発表になってますし、願書の締切は6月でまだ先だし、何にも意味がない日になっちゃてるんですね。 採用予定数が分からない試験を受けるなんて、公務員試験ではあり得ないことでした。(たとえ実数が分からない「若干名」という表記でも、募集要項にはとりあえず書いてあった) でも、バタバタドタドタの公務員削減の影響で採用数が決まらず、募集要項に採用数が掲載できない「後出しジャンケン」がいつのまにか当たり前に・・・。 今年も、すでに一次試験が4月に終わった国家総合職の採用数がようやく発表になったばかりで、6月実施の国家一般大卒もまだ採用数が決まってない。いわんや、国家一般高卒をや。 まあ、総定員を決めて、上級職から順に決めていきますから、まだまだ高卒の採用数が出るのは先でしょうね。 ただ、傾向を見るために、今回発表になった国家総合職の採用予定数を見ると、 国家総合(院卒) 2012年度155名 → 2013年度200名 前年度比129% ![]() 国家総合(大卒) 2012年度365名 → 2013年度485名 前年度比133% ![]() と、おおむね30%アップ。すべての試験がそうなるというわけではないでしょうけど、「新規採用だけを削って公務員削減」といういびつな人事政策は、ようやく是正の方向に向かっていると言うことでしょうか。まあ、高卒の採用枠が出るまでは油断はできませんが、いい方向に向かっているような気がします。 |
2013,05,02, Thursday
福岡県事務職の採用試験で、今年から集団討論が入るという発表があってますね。
集団討論は、いっときはやったのですが、「課題の選定の仕方(高校生は知らないような議題を選んでまったく話が進まないとか、全員賛成するしかないような話題ですぐ議論が終わってしまうとか)」や「試験官側の技量」の問題もあって、ややフェードアウト気味。受験者が多い試験としては、佐賀県警Bで数年前まで実施していいましたがけど今はなくなってます。 さて、それで福岡県の集団討論の話です。 県の上級職(大卒程度)では集団討論はどの県でも実施されるのが普通ですし、面接官もそれなりの研修を受ける機会もあると思われますので「うまくいかない」ということはないでしょう。結論を言えば、個別面接や作文試験と比べて、試験としての有効性がどの程度あるかということでしょうね。合格者の質が上がれば効果があったということになりますし、今までと変わらないでは「苦労してする意味がない」わけで。 |