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教養試験は難しすぎ?
 さて、学生や高校の先生方から、よく、
  「教養試験で何点取ればいいんでしょうか?」
 という質問を受けます。
  「だいたい60%前後、試験によっては50%や70%ぐらいですかねぇ・・・」
 と答えるのですが、すると公務員試験にそんなに詳しくなさそうな人から、
  「そんな低い点で合格できるんですか?」
 と(半分)不審そうな顔をされることがあります。
 それについて、公務員試験問題をつくっている財団法人の冊子に次のような文章が載っていました。
 「教養試験においては、全国の受験者全体のうちの平均的な者が、全40題の試験であれば20題くらいを正解できることが目指されています。これは採用試験においては受験者間に順位をつける必要があるからです。受験者のほとんどが高得点をとってしまうと、一次合格者の決定が難しくなる恐れがあるのです。」
 まあ、言い直すと、「複数の受験者が満点を取ってしまうような問題をつくってしまうと、その満点者の間ではもはや順位をつけることができない、そうなると試験として役に立たない。だから、基本的に満点が出ないぐらいの難易度にしなきゃいけない」って考えてますよ、ってことですね。
 つまり、「授業で習った内容だから100点を取ってほしい」という先生方の願いをこめてつくられる高校の定期考査とは、基本的に考え方が違う試験なわけですね。
 ちなみに、難易度を考えるにあたっては、「過去に実施した試験のデータ、新聞等各種メディアのニュース、学校での教育内容等を参考にし・・・、教養試験が特別な受験対策や準備を必要とするような試験にならないように注意して」いるそうです。特に高卒程度の試験については、大卒程度に比べ国社理数英の出題ウェートが高くなっており、高校での勉強が試験に反映されるように配慮されている、ってことのようですね。(したがって高校の授業をしっかり聞いていないのに、3年生になって急に「公務員になりたい」って言い出しても「難しい」ってことになりますね^^;)


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| | 05:54 PM | comments (0) | trackback (0) |

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