2013,05,13, Monday
さて、今日は、国家一般職・税務職の募集要項の配布開始日です。数年前であれば、公務員専門学校的にはドキドキバタバタする日だったのですが、私も朝はすっかり忘れていたほど・・・。
なぜかというと、「採用予定数が募集要項に載ってない」から。日程はすでに2月の公告日に発表になってますし、願書の締切は6月でまだ先だし、何にも意味がない日になっちゃてるんですね。 採用予定数が分からない試験を受けるなんて、公務員試験ではあり得ないことでした。(たとえ実数が分からない「若干名」という表記でも、募集要項にはとりあえず書いてあった) でも、バタバタドタドタの公務員削減の影響で採用数が決まらず、募集要項に採用数が掲載できない「後出しジャンケン」がいつのまにか当たり前に・・・。 今年も、すでに一次試験が4月に終わった国家総合職の採用数がようやく発表になったばかりで、6月実施の国家一般大卒もまだ採用数が決まってない。いわんや、国家一般高卒をや。 まあ、総定員を決めて、上級職から順に決めていきますから、まだまだ高卒の採用数が出るのは先でしょうね。 ただ、傾向を見るために、今回発表になった国家総合職の採用予定数を見ると、 国家総合(院卒) 2012年度155名 → 2013年度200名 前年度比129% ![]() 国家総合(大卒) 2012年度365名 → 2013年度485名 前年度比133% ![]() と、おおむね30%アップ。すべての試験がそうなるというわけではないでしょうけど、「新規採用だけを削って公務員削減」といういびつな人事政策は、ようやく是正の方向に向かっていると言うことでしょうか。まあ、高卒の採用枠が出るまでは油断はできませんが、いい方向に向かっているような気がします。 |