2012,12,20, Thursday
後期授業紹介シリーズ第4弾は、マナー接遇です。
これも就職にあたって必須の知識ですね。専門学校定番の授業と言えるでしょう。 オーソドックスなのビジネスマナーを中心とした内容ですが、普通高校を卒業した学生には目新しいことばかりのようです。 市民の方が、苦情を言ってこられた場合でも、最初の対応でミスをしてしまうと大問題になったりするものです。ちょっとしたマナーを知っておくことが仕事を円滑に進める上でも大切なんですよ。 |
2012,12,16, Sunday
福岡市民オンブズマンとして活躍し、新聞やテレビでもたびたび登場する児島先生による授業です。
入学した学生によれば、どーも公務員になった卒業生の話では、一部の役場内では「公務員の敵だ」「取り上げられたらできる事業もできなくなる」などと言われているそうなんですが・・・。 しかし授業のスタンスは「公務員けしからん」ではなく、「悪いところは正して、本来の目的である『市民のために働く』公務員になろう。『おまかせ民主主義』ではなく、市民の側も自覚を持つことが大切」ということなんですよね。 住民目線を持つ公務員を送り出したい、それは公ゼミの後期授業の大きな目標です。 |
2012,12,13, Thursday
さて、後期授業紹介シリーズその2は、専門学校定番のOA演習です。
現在広く使われているWordやExcelの互換ソフトを使って基本的な操作方法を習得しています。 警察、消防なんかでも、書類作成は基本パソコンでする時代です。つまり、公務員のどの職種でも必要な技術なんですよね。資格取得を目的とせず、現場で使えるテクニックを中心に授業を組み立てています。商業高校出身の学生でも「公ゼミで初めて知った!」なんてテクニックもあるんだそうで・・・。働き出した卒業生からも、「OA演習はホントにやっててよかった~」ってよく言われます。 ところで公ゼミ教員陣は実はフル~クからパソコンを使っているのでみんな一太郎なんですよね・・・。かく言うわたくしも実はWordは使い方すら分からない・・・。「公ゼミは国産ソフトを応援します」なんて言ってみても、ちょっと言い訳じみてて少々情けない・・・。 |
2012,12,08, Saturday
さて、今日、明日の2日間は、高校生対象のスタートアップ講習です。
これは、昨年までは冬休み期間に実施していたのですが、どうしても日程がクリスマス前後になってしまい「もう少し早く実施してほしい」というアンケート結果をふまえて早くしてみました。 わたしは、1時間目で公務員試験全般のガイダンスを担当。本年度の試験結果やこれからの勉強方法などを、しっかりお話いたしました。下の写真は大林先生の判断推理の授業風景。今日の内容は、判断推理の定番「対応関係」のようですね。 |
2012,12,07, Friday
さて後期授業紹介シリーズ第1弾。
今回は、憲法・公務員法を紹介します。 シラバスには、『「人権」についての基本的理解の下、公務員の日常の業務において、「人権」がどのような形で現れるのか、人権と人権が衝突する場面ではどのように考えるのかについて発展的に理解する。』とあります。 さまざまな事件に取り組んでおられる4名の弁護士さんにより、冤(えん)罪事件・ハンセン病問題・ホームレス支援団体など、さまざまな当事者の方から直接話を聞きながら、それぞれの「あるべき公務員像を考えてもらう」授業です。 今日は、ホームレス支援団体である「おにぎりの会」を訪問して、その活動と公務員(役場)との関わりについて話をうかがいました。 「『好きでホームレスをやっている人もいる』という声も世間では聞きますが、誰がこの寒空のもと、外で寝たいと思いますか」という問いかけ、「異質な人を排除するのではなく、いろんな人たちを包み込む社会づくりをしてほしい」という話、学生の皆さん、ぜひ心にとめておいてほしいと思います。 |
2012,12,05, Wednesday
さて今年は台風やら大雨やらで、再試験になった国家公務員試験があったので、以前やったように試験問題の開示請求を人事院にしてみました。
ところが、今回は一転して不開示となったので、あきらめの悪い公ゼミは、情報公開・個人情報保護審査会に申し立てをしたところ、みごと再び却下されましたので簡単に報告しておきます。 「再実施の受験者が少数の場合であっても、本試験及び再試験の受験者双方の間での公平性を確保するためには、過去に利用され難易度が判明しているものの中から、本試験の結果(レベル)にあわせたものを選定して問題集を作成せざるを得ず、ストックが十分に確保できず、その上乗せが期待できない現状にあっては、当該ストックを繰り返し利用せざるを得ない・・・、当該部分を開示した場合、ストックの枯渇から本試験のレベルにあわせた試験問題集が準備できなくなり、本試験及び再実施の受験者双方の間での公平性を確保することが困難となる・・・」らしいです。 しかし「審査請求人は、平成16年度に沖縄で実施された再実施の問題集については開示されており、今回の再実施について特段の事情の変化があるとは考えられず、本件対象文章を開示すべきと主張するが、平成16年度の再実施は、対象受験者が千人を超える大規模なものであったため、あらかじめ作成した問題集を使用し、得点差があった場合に調整を行う方法を採用したが、同23年度のように対象受験者が20人程度の小規模の実施では、当該調整方法の信頼性に難があると考えられるため、再利用に備えてストックした合格者の識別について実績のある問題の中から本試験の結果にあわせたものを選定の上、再実施の問題集の作成を行ったもの」だそうで。 支離滅裂でしょ。 平成16年の問題は千人を超える受験生がいたのに難易度がわからない問題(実際は過去問の切り貼り)をつかったらみんないい点を取ってしまったので、整合性上、得点調整をせざるを得なかった。だけど、今回の十数名の試験には、難易度が本試験とばっちり同じ問題を用意できたという。(でも「実績のある問題」って言っているから、結局は過去問の切り貼りでしょ~?) 多分、やっぱり再試験の問題は簡単で、だけど人数が少ないので得点調整の手法(平均点を比較して問題が簡単すぎるようだったら減点する方法)もできなかった、でも開示して「問題のレベルが違いすぎる」とクレームがでても困る、といったところのように推測しましたが・・・。 最後に、「全部を非開示とした(もともとの)決定について・・・不開示とすべきとしている部分のうち、・・・各試験問題集の表紙に印刷されたタイトル・・・本文に記載された頁を開示すべきである」というありがたい結論を頂きました。要は、表紙と、ページ番号だけのこして残りはすべて黒塗りした本文を開示しなさいということです。いや、はや、なんとも。 |
2012,12,01, Saturday
たまには他の専門学校のブログみたいに、観光案内でも・・・。
昨年はじめてみたときは、あまりのうつくしさににドギモを抜かれた博多駅前のイルミネーション。11月末に出張帰りに博多駅に降り立つと、もう飾り付けがすんでました。2年目ということで、少し「オドロキ」が薄れてしまいましたが、やっぱりきれいなもんです。みんな携帯を取り出して写真を撮るんだよねぇ。まあ携帯のカメラじゃ、夜景とかこんな写真はきれいには撮れないんだけども。・・・といいながら、自分もスマホで撮ってみました。これぐらいの大きさで鑑賞するんだったらいいかもねぇ。 |
2012,11,26, Monday
やっぱり、春の人事院説明会でなくらが質問していたような事態がおきているようです。
昨年までの国家III種では工業系は「電気情報」「土木」「建築」「機械」と4区分に分かれていたのですが、今年から実施の国家一般ではそれらはまとめて「技術」という区分にまとめられてしまったんですよね。 「『合格しても、うちは土木をやった生徒じゃなくて電気がほしいからあなたはいらない』なんてミスマッチが多発するんじゃないですか」と人事院に質問したときには、「工業高校で習っている内容はどれが専門でも大差ないから大丈夫」みたいな脳天気な回答だったのですが・・・。 やっぱり土木を高校時代履修した学生が、「土木は取る予定がない、電気がほしい」っていわれて採用面接から帰ってきました。土木受験者は他の技術系に比べ「優秀」で合格点も高かったので、電気や機械での受験者を合格させるためにはかなり下まで取らないといけないんだよね。九州の技術は10名の採用予定に対して30名も最終合格させているのはそのため? 上位にずらっといる(だろう)土木での合格者は、最終合格はしていても「あぶれる」ことになるのでは・・・? |
2012,11,25, Sunday
えーっと、どうしていいかわかんないけど、とりあえず順序よく話をします。
まず、リンクには著作権はありません。たとえば、「公ゼミのサイト見たら便利→ココをクリックね」とか言うのは自由です。 一方、リンク集は著作物です。並べる順番、見出しも公ゼミが考えたわけですし、デットリンク(リンクが切れたもの)がないように定期的にチェックもしています。難しいことを言えば、下記の法律で守られている訳です。 著作権法 第12条 編集物(データベースに該当するものを除く。以下同じ。)でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するものは、著作物として保護する。 で、公ゼミがそれなりの苦労をして維持している公務員リンク集を、丸んままコピーしているという驚くべき公務員専門学校を一昨日、見つけてしまいました。しかも奥深い階層に隠してあるのではなく、トップページからバナーまでつけてあります・・・。まあ他校にコピーして頂くほど出来がよいと言うことなんで、喜ぶべきことかもしれませんが(もちろん冗談です、怒ってます)。 ・・・ということで、以下は、そのB校の方へ。 他校のブログは当然、定期的にチェックされていると思いますので、このブログの記事をご覧になったら、早急にリンク集を削除なさって下さい。そうしていただければ、こちらもそれ以上何も言いませんから。 いちおう、以下に物証を貼り付けときます。(ちょっと画像のサイズが大きいので、携帯で見ている方は崩れて見にくいと思いますが、許してね。) B専門学校のリンク集(その1) 公ゼミ(koumuin.info)のリンク集(その1) B専門学校のリンク集(その2) 公ゼミ(koumuin.info)のリンク集(その2) |
2012,11,20, Tuesday
さて採用数が激減した国家一般・税務職ですが、本日最終合格発表がありました。
詳しいデータはkomuin.infoを見ていただくとして、国家一般合格者は今日から採用面接が連日行われるわけです。 高校の先生方からも、電話を複数いただいていますが、 <hr> 1 採用面接のお誘い電話がかかってこなかったら、逆にこちらから面接をいれてもらえるよう電話しましょう。 待っていても積極的に動いている人がどんどん面接予定を取ってしまうので、初日に来なければいつまでも電話はかかって来ません。 2 面接を受けて「1週間以内に返事をします」といわれたら、それは落ちてます。そんなのんびりしたことをホントにしていたら他の官庁に優秀な受験生を取られてしまうので、合格だとおもったら即、内定を出します。しかし、内定を出した受験生が数日後、断ってくるかもしれないので、保険として他の受験生には「1週間以内に・・・」と言って帰すのですね。 ※なおすべての官庁がこの形式というわけではありません。 <hr> ・・・となりますので、この1週間、精力的に動くことが大切です。がんばって! |