2012,11,26, Monday
やっぱり、春の人事院説明会でなくらが質問していたような事態がおきているようです。
昨年までの国家III種では工業系は「電気情報」「土木」「建築」「機械」と4区分に分かれていたのですが、今年から実施の国家一般ではそれらはまとめて「技術」という区分にまとめられてしまったんですよね。 「『合格しても、うちは土木をやった生徒じゃなくて電気がほしいからあなたはいらない』なんてミスマッチが多発するんじゃないですか」と人事院に質問したときには、「工業高校で習っている内容はどれが専門でも大差ないから大丈夫」みたいな脳天気な回答だったのですが・・・。 やっぱり土木を高校時代履修した学生が、「土木は取る予定がない、電気がほしい」っていわれて採用面接から帰ってきました。土木受験者は他の技術系に比べ「優秀」で合格点も高かったので、電気や機械での受験者を合格させるためにはかなり下まで取らないといけないんだよね。九州の技術は10名の採用予定に対して30名も最終合格させているのはそのため? 上位にずらっといる(だろう)土木での合格者は、最終合格はしていても「あぶれる」ことになるのでは・・・? |
2012,11,25, Sunday
えーっと、どうしていいかわかんないけど、とりあえず順序よく話をします。
まず、リンクには著作権はありません。たとえば、「公ゼミのサイト見たら便利→ココをクリックね」とか言うのは自由です。 一方、リンク集は著作物です。並べる順番、見出しも公ゼミが考えたわけですし、デットリンク(リンクが切れたもの)がないように定期的にチェックもしています。難しいことを言えば、下記の法律で守られている訳です。 著作権法 第12条 編集物(データベースに該当するものを除く。以下同じ。)でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するものは、著作物として保護する。 で、公ゼミがそれなりの苦労をして維持している公務員リンク集を、丸んままコピーしているという驚くべき公務員専門学校を一昨日、見つけてしまいました。しかも奥深い階層に隠してあるのではなく、トップページからバナーまでつけてあります・・・。まあ他校にコピーして頂くほど出来がよいと言うことなんで、喜ぶべきことかもしれませんが(もちろん冗談です、怒ってます)。 ・・・ということで、以下は、そのB校の方へ。 他校のブログは当然、定期的にチェックされていると思いますので、このブログの記事をご覧になったら、早急にリンク集を削除なさって下さい。そうしていただければ、こちらもそれ以上何も言いませんから。 いちおう、以下に物証を貼り付けときます。(ちょっと画像のサイズが大きいので、携帯で見ている方は崩れて見にくいと思いますが、許してね。) B専門学校のリンク集(その1) ![]() 公ゼミ(koumuin.info)のリンク集(その1) ![]() B専門学校のリンク集(その2) ![]() 公ゼミ(koumuin.info)のリンク集(その2) ![]() |
2012,11,20, Tuesday
さて採用数が激減した国家一般・税務職ですが、本日最終合格発表がありました。
詳しいデータはkomuin.infoを見ていただくとして、国家一般合格者は今日から採用面接が連日行われるわけです。 高校の先生方からも、電話を複数いただいていますが、 <hr> 1 採用面接のお誘い電話がかかってこなかったら、逆にこちらから面接をいれてもらえるよう電話しましょう。 待っていても積極的に動いている人がどんどん面接予定を取ってしまうので、初日に来なければいつまでも電話はかかって来ません。 2 面接を受けて「1週間以内に返事をします」といわれたら、それは落ちてます。そんなのんびりしたことをホントにしていたら他の官庁に優秀な受験生を取られてしまうので、合格だとおもったら即、内定を出します。しかし、内定を出した受験生が数日後、断ってくるかもしれないので、保険として他の受験生には「1週間以内に・・・」と言って帰すのですね。 ※なおすべての官庁がこの形式というわけではありません。 <hr> ・・・となりますので、この1週間、精力的に動くことが大切です。がんばって! |
2012,11,15, Thursday
さて先日は卒業生と遭遇する話をしましたが、たてつづけに現役高校生で講習などであった生徒さんたちに出会ってしまいました。
上五島ではたまたま乗ったバスで、高校生2人組に声をかけられました。 「名倉先生ですよね?」 ええっと・・・見覚えのある顔 「ありがとうございました! 長崎県職に最終合格しました!」 ああ、そうか、○○高校のA君とB君だな 「あ、そうか、おめでとう! もう一人は?」 「警察官と地元の消防に一次合格して、結果待ちです」 「おお~っ、そうか、二人とも合格してるんだ・・・」 そうかとおもえば、西鉄久留米駅の便所で隣に立った高校生が声をかけてきて、 「あっ、どうしてここに・・・」 「ああ、いや、公務員のガイダンスをしに、○○高校に行くんだ・・・」 「ああ、そうですか・・・」 「勉強してる?」(註:彼はたしか、この間、話を聞いたばかりの2年生) 「あれ(先生の話を聞いてから)から、少し・・・」 と、二人で(立ったまま)しまらない会話をしてみたり。 ううっ、普段から立ち振る舞いに気をつけとかなきゃ。・・・とはいえ、やっぱり、声をかけられるとうれしいものです。なくらは顔覚えが悪いので、もし見かけてもしらんぷりして通り過ぎようとしていたら、みなさん、どうぞ遠慮なく声をかけて下さいね。 |
2012,11,09, Friday
「公務員の学校って、試験が終わったら何もないんでしょ~」 よく、聞かれます。実際、そういう専門学校もあるらしいんですが・・・。
うちの後期授業は、難しく言えば「公務員になるための資質を養成する」、簡単に言えば「『○○さんが公務員として働いていて本当によかった』といわれる人づくりをする」授業です。弁護士さん、税理士さん、市民オンブズマンの理事の方(なにか公務員で不祥事があると、かならずコメントが新聞に載っている人)、など多彩な人材を擁して、公務員として働くってことについて考えてもらう授業群が、公ゼミの柱です。もちろん、実務的なパソコン演習やマナーもあります。 前期授業と違って、ほぼ大学スタイルの授業になりますので学生たちの戸惑いも大きいのですが、かならず彼ら彼女らの将来に役立つと思って、頑張ってます。例年のことですが、ボチボチと後期授業の内容を紹介していきます。 ・・・と、後期授業初日にもかかわらず、日南に出張中で初日授業のルポができない、なくらでした。 |
2012,11,07, Wednesday
さて、日々在学生の合格報告のため、九州の高校を徘徊しています。
今日、島原の市街地をフラフラしていたら、目の前の病院に救急車がサイレンを鳴らしながら停車しました。サッと飛び出してくる救急隊員。 バックで車を止めるために誘導を始めます。消防職員の仕事といえば、消火・救助活動を真っ先に思い浮かべると思いますが、出動件数でいえば圧倒的に多いのは救急搬送なんですね。たいへんだよなぁ、と思いながら通り過ぎようとすると、「名倉先生!」と掛け声が。振り返ると隊員が一瞬だけマスクをはずして顔を見せてくれました。地元の高校から公ゼミにきて島原消防に合格したM君でした。その後は言葉をかわすこともなく、しばらく彼の機敏な誘導を見てからその場を離れました。(基本的に勤務中の消防職員は私語はしません。わたしの家族が救急車で運ばれた時に運転していたのはあとから聞くと卒業生だったのですが、その時はマスクもしているし、こちらも動転しているしで気づかないままでした) 明日も卒業生たちは、あちらこちらで活躍しているんでしょうね。 |