2013,06,11, Tuesday
さて、福岡にある公務員専門学校、各校とも「それぞれの方法」で合格実績を、公表されています。
うちは、常々に言っているように、すべての学生について合格職種が一覧できる形で発表しています。つまり、申し訳ないながら全部落としてしまった学生も明示していますし、「何に合格しているか分からないけど合格率90%!」というような表示はしていません。詳しくはこちらをご覧下さいね。 で、他校の様子をちょっとサイトで見てみました。 A校は、368名中349名一次合格とあって、一次合格率94.8%と大変高いのが特徴です。ただ、合格職種を見ると、自衛隊338名って書いてあるので、自衛隊だけで92%近く合格率を稼いでいるようです。(もちろん自衛隊に合格された上で、それ以外の試験に合格されている学生さんも多数おられるのでしょう) 自衛隊受験に熱心な学校と言うことでしょう。 B校は、「オープンキャンパスに行くと合否名簿を見せてもらえる」らしいのですが、サイトでは合格実績の一部が載せてあります。最終合格で、国家一般8名、税務職4名、福岡県職4名、福岡市職2名というのは、学校規模にしては少ないような気がします・・・。 まあ本校でも、他の試験に最終合格した時点で、辞退させますのでそういう理由で少ないのかもしれません。ちなみにうちの昨年度の最終合格は、80名の学生規模で、国家一般10名、税務職3名、福岡県職3名、福岡市職9名です。 C校は、あまり合格率を出さない学校で、福岡・小倉校2校あわせて、最終合格が、国家一般5名、税務職3名、福岡県職2名、福岡市職1名(いずれも初級)だそうです。福岡県の専門学校案内にも、毎年、学生数をのせてないので、学生さんが何人居るかよくわからないんですが、A校・B校と匹敵するぐらいの規模だと思うんだけども・・・。 もちろん、サイトを見た範囲ですので、学校パンフを取り寄せたり、オープンキャンパスに行ったりしたらもっと細かいデータを教えてくれるのかもしれませんね。学校選びをするときは、いろんな学校を比較してみることが大切ですよね。 |
2013,06,08, Saturday
さて、国家一般(高卒)・税務職の採用数、出ませんね・・・。
来週の日曜日(6/16)には国家一般(大卒)の一次試験も行われるのですが、実はこれもまだ採用予定数が出ないままなんですね。それからすると、願書受付期間(6/24月~7/3水 ※インターネット受付期間)中に、採用数が出ることはとうてい無理な感じです。 ・・・ですので、予測を立てて、願書出しするしかないわけですね。公ゼミとしてのオススメは・・・、残念ながらヒミツ。ここで書いちゃうと、他の専門学校にもバレバレですからね。・・・といっても、だいたい他校さんが考えているのと変わらないとは思うけど。 |
2013,05,29, Wednesday
さて、今日はソフトボール大会・・・だったんですが、例年より10日あまりはやい梅雨入りの直撃を受けてあえなく中止に・・・。今日は降ってないけど、球技場がグランドコンディションから使用禁止になってるのでどうしようもないのです。
貴重な勉強時間を割いて、各クラス練習したのにね・・・。というわけで、今日は学生たちは臨時休校。静かな職員室になっています。 |
2013,05,28, Tuesday
さて、長らくhttp://koumuin.info/blog/index.phpで運営してきました公ゼミブログですが、このたび心機一転http://blog.kouzemi.ac.jp/にお引っ越ししました。
旧アドレスでアクセスすると、リダイレクト(自動的に新アドレスに移動)されるはずです。これが読めているってことは、無事に新アドレスでたどり着いたってことですよ。 もし、公ゼミブログをブックマーク(お気に入り)登録などをされている奇特な方(註「大辞泉」による解説:1. 言行や心がけなどがすぐれていて、ほめるに値するさま。2.非常に珍しく、不思議なさま)がおられましたら、再登録をお願いします。 世の中twitterだという話があってどうしようかと思っていたら、すでに中高生はLINEに移行していてもうついてけない・・・。部活の連絡や友達と遊びのアポとりまで、LINEでしているらしいですね・・・。もうブログなんて流行らないかんじだけど、これからもブログ公ゼミは続いていきますのでよろしくお願いします。 |
2013,05,25, Saturday
さて、学生や高校の先生方から、よく、
「教養試験で何点取ればいいんでしょうか?」 という質問を受けます。 「だいたい60%前後、試験によっては50%や70%ぐらいですかねぇ・・・」 と答えるのですが、すると公務員試験にそんなに詳しくなさそうな人から、 「そんな低い点で合格できるんですか?」 と(半分)不審そうな顔をされることがあります。 それについて、公務員試験問題をつくっている財団法人の冊子に次のような文章が載っていました。 「教養試験においては、全国の受験者全体のうちの平均的な者が、全40題の試験であれば20題くらいを正解できることが目指されています。これは採用試験においては受験者間に順位をつける必要があるからです。受験者のほとんどが高得点をとってしまうと、一次合格者の決定が難しくなる恐れがあるのです。」 まあ、言い直すと、「複数の受験者が満点を取ってしまうような問題をつくってしまうと、その満点者の間ではもはや順位をつけることができない、そうなると試験として役に立たない。だから、基本的に満点が出ないぐらいの難易度にしなきゃいけない」って考えてますよ、ってことですね。 つまり、「授業で習った内容だから100点を取ってほしい」という先生方の願いをこめてつくられる高校の定期考査とは、基本的に考え方が違う試験なわけですね。 ちなみに、難易度を考えるにあたっては、「過去に実施した試験のデータ、新聞等各種メディアのニュース、学校での教育内容等を参考にし・・・、教養試験が特別な受験対策や準備を必要とするような試験にならないように注意して」いるそうです。特に高卒程度の試験については、大卒程度に比べ国社理数英の出題ウェートが高くなっており、高校での勉強が試験に反映されるように配慮されている、ってことのようですね。(したがって高校の授業をしっかり聞いていないのに、3年生になって急に「公務員になりたい」って言い出しても「難しい」ってことになりますね^^;) |
2013,05,18, Saturday
さて、募集要項は配布になったものの、まだまだ採用数が出ない国家一般ですが、動向を占う大卒程度の採用予定数が次々と発表になっています。
国税専門官(税務職の大卒採用) 2012年度560名 → 2013年度1115名 前年度比199% 財務専門官 2012年度62名 → 2013年度140名 前年度比225% 労働基準監督官 2012年度46名 → 2013年度150名 前年度比326% 皇宮護衛官(大卒) 2012年度18名 → 2013年度36名 前年度比200% 航空管制官 2012年度56名 → 2013年度78名 前年度比139% ↑みていただいたとおり、どこも昨年比で2倍から3倍の採用数となっています。すでにこのブログでも述べたように、公務員抑制方針が変更された影響がストレートに出ていますね。 また、国家一般(高卒)については、採用を予定している官庁が発表されています。九州についてのみおおまかに紹介しておくと、 事務:法務省・検察庁・税関・海上保安庁・防衛省(地方防衛局/三隊など)・(特独)国立病院機構・(特独)駐留軍労務管理機構 技術:国土交通省(地方整備局)・防衛省(地方防衛局/三隊など) 農業土木(全国)/林業:農林水産省・林野庁・国土交通省 となっており、昨年度に引き続き、海上保安庁での事務職採用が目新しいところとなっています。(基本的に、一昨年度までは海上保安庁で事務職の採用はなかった) 昨年は国家公務員を目指す人にとっては大嵐だったわけですが、今年はかなり暖かい日ざしが差し込みそうです。 |
2013,05,13, Monday
さて、今日は、国家一般職・税務職の募集要項の配布開始日です。数年前であれば、公務員専門学校的にはドキドキバタバタする日だったのですが、私も朝はすっかり忘れていたほど・・・。
なぜかというと、「採用予定数が募集要項に載ってない」から。日程はすでに2月の公告日に発表になってますし、願書の締切は6月でまだ先だし、何にも意味がない日になっちゃてるんですね。 採用予定数が分からない試験を受けるなんて、公務員試験ではあり得ないことでした。(たとえ実数が分からない「若干名」という表記でも、募集要項にはとりあえず書いてあった) でも、バタバタドタドタの公務員削減の影響で採用数が決まらず、募集要項に採用数が掲載できない「後出しジャンケン」がいつのまにか当たり前に・・・。 今年も、すでに一次試験が4月に終わった国家総合職の採用数がようやく発表になったばかりで、6月実施の国家一般大卒もまだ採用数が決まってない。いわんや、国家一般高卒をや。 まあ、総定員を決めて、上級職から順に決めていきますから、まだまだ高卒の採用数が出るのは先でしょうね。 ただ、傾向を見るために、今回発表になった国家総合職の採用予定数を見ると、 国家総合(院卒) 2012年度155名 → 2013年度200名 前年度比129% 国家総合(大卒) 2012年度365名 → 2013年度485名 前年度比133% と、おおむね30%アップ。すべての試験がそうなるというわけではないでしょうけど、「新規採用だけを削って公務員削減」といういびつな人事政策は、ようやく是正の方向に向かっていると言うことでしょうか。まあ、高卒の採用枠が出るまでは油断はできませんが、いい方向に向かっているような気がします。 |
2013,05,02, Thursday
福岡県事務職の採用試験で、今年から集団討論が入るという発表があってますね。
集団討論は、いっときはやったのですが、「課題の選定の仕方(高校生は知らないような議題を選んでまったく話が進まないとか、全員賛成するしかないような話題ですぐ議論が終わってしまうとか)」や「試験官側の技量」の問題もあって、ややフェードアウト気味。受験者が多い試験としては、佐賀県警Bで数年前まで実施していいましたがけど今はなくなってます。 さて、それで福岡県の集団討論の話です。 県の上級職(大卒程度)では集団討論はどの県でも実施されるのが普通ですし、面接官もそれなりの研修を受ける機会もあると思われますので「うまくいかない」ということはないでしょう。結論を言えば、個別面接や作文試験と比べて、試験としての有効性がどの程度あるかということでしょうね。合格者の質が上がれば効果があったということになりますし、今までと変わらないでは「苦労してする意味がない」わけで。 |
2013,04,24, Wednesday
さて、今日は、消防法で定められた年1回の避難訓練です。例年通り、ある時間にある場所から出火して、訓練は無事終了しました。
こんなんしなくても良さそうですけど、人間って動転すると普段思っていたのと違う行動とったりしますので、やっぱり「実際、体を動かして体験しておくこと」は大切だと思います。 しったかぶりを発揮すると、防災心理学ってのが、最近注目を集めてます。聞きかじりで申し訳ないけど、「同調バイアス」と「正常性バイアス」ってのが非常時に働きがちで、客観的に見るとどう考えても危険なんだけど、本人たちは「大丈夫だろう、なんとかなるだろう」ってことで適切な対応が取れないっのが惨事を大きくする原因としてクローズアップされてます。 特にビル建築になっていることが多い専門学校は、普通のオフィスビルではあり得ないほどの人数(一部屋に30人とか、一階に100人とか)が入っているので、無事に避難することはとても重要なんですよ。いっときに避難するために、必要とされる階段の幅なんかもぜんぜん違うしね。 ・・・ってことで、備えあれば憂いなし。当たり前のことが当たり前にできることが大切ってことが、避難訓練のテーマでございました。 |
2013,04,18, Thursday
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