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航空管制官
 卒業生で航空管制官をやっている卒業生が遊びに来てくれました。残念ながら高卒から航空管制官になる試験(航空保安大学校航空管制科)は2010年を最後に廃止され、今は大学を出て航空管制官採用試験を受けるしかなくなっちゃったんだけど・・・。
 で、仕事の話を聞かせてもらったけど、いや、専門的すぎで全然理解できない・・・。そもそも管制業務といわれると、「ああ、飛行場のタワーの上でやるやつね・・・」と思っていたら違うらしい。「それは飛行場管制ですね」と彼女は言う。次々に着陸させたり出発させたりするだけなので、順番を決めるだけの二次元の世界だという。
 彼女は熊本空港で仕事をしていたのだが、今度、福岡の航空交通管理センターに異動になって、そのついでに挨拶に来てくれたということだった。まず、「航空路管制」というのがあって、仕事は1セクター毎に入れる飛行機の数を調整するんだそうな・・・。つまり、福岡の上空を飛んでいる飛行機は、かならず福岡空港に着陸するわけではなくて、他の地域を目指して上空を通過するだけのものもある。そういうのの、交通整理らしい。これは高度も関係してくるので、文字通り三次元の世界。
 さらに「洋上管制」というのがあって、これは更に広範囲、つまり日本の周囲を通過しているだけの国際線なんかも含む管制業務らしい。どうやら、彼女はこの「洋上管制」ってのにつくらしい。もちろんすぐに業務をはじめられるわけでなく今からOJTを受けて、業務には入れるのはまだ先だと言うこと。
 ちなみに彼女が帰ってから調べたんだが、「福岡の航空交通管理センターってのは福岡周辺のローカル担当なんだろうな」っておもってたら、とんでもない・・・東経165°~124°の日本全国の空を一手に管理するセンターらしい。その子分として、札幌、東京、那覇、そして福岡の管制部を従えているそうな。「へ~ぇ」である。成田とか、羽田とかじゃなくて、福岡市の雁ノ巣にそれがあるわけなんだって。地元民として知らんかった。
 ・・・ってことは、彼女の就く職務ってとんでもなく重要なわけね。よく分からんので、「へ~そうなんだ」ぐらいにしか聞いてなかったけど、ひょっとしてすごいことなのかも知れない・・・。
 いろんなところで活躍してるんだなぁ、卒業生のみんなは・・・。


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| | 10:03 PM | comments (0) | trackback (0) |

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