2009,12,05, Saturday
さて、福岡校での後期授業についてのシリーズでお伝えしていますが、授業評価のアンケート結果がまとまりましたので、学生の自由記述欄からすこし感想をひろってみたいと思います。学生のみなさんの声をさらにこれからの授業に反映してよりよい授業にしていきま~す。
〔憲法・公務員法〕 さすが弁護士さんだと思うことがたくさんあります。 憲法のことが自分の生活でどんなことに影響しているかなど、普段気づくことができないことに気づくことができるから楽しい。 弁護士の方の話を聞けるので貴重だと思う。 勉強する度に、まだまだ自分が知らないことがたくさんあるなと痛感します。難しいことを考えることもあるけど、とても勉強になります。 集団討論などにより他の人の意見が聞けるのでタメになる。 憲法のことが身近に感じることができた。 自分の意見とは違った意見がきけ、とても考える授業なのでためになる。 〔人権と公務員〕 行政がどうあるものか、考えさせる授業。 実際のオンブズマンの方が説明してくれるので分かりやすく興味も持てる。将来、役に立ちそう。 裏金問題について知らなかったが、知ることができた。 毎回おもしろい題材を扱ってくれる☆ おもしろいです。 公務員としてどうあるべきかを考えるきっかけになっています。 オンブズマンにすごく興味を持ちました。 先生がテレビに出ていて、すごい人なんだぁとしみじみ思いました。 知らなかったこと、知らなければならないことを学べるのでためになる。 今の自治体の現状など興味深いことが分かるので楽しい。 難しい話だけど、大切なことだと思った。 〔社会と公務員〕 病気や生活保護など自分には関係のないことだと思っていたけど重要なことだった。 自分の日常に関わるかもしれないことを授業でやることができるのでいい。 今問題となっている、インフルエンザや生活保護など現実に直結するようなことを知ることができるのでためになる。 社会に出るため色々勉強したいと思う。 〔マナー接遇〕 オフィスマナーについて、どのようなものが正しいのかがわかる。 知らなかったことが身に付き、ためになると感じた。 どこの職場に勤めても必ず必要なことだからとても興味深い。 社会人として最低限度のマナーを知ることができてタメになる。 上司への対応の仕方などなのでとてもタメになる。 マナーについてよく知らなかったので社会人になったら役立てたい。 〔OA演習〕 パソコンの使い方を学ぶことができ、将来に役に立つ。 社会人になったときに便利なので良いと思う。 パソコン苦手だけど楽しいです。 今まで使い方があまり分からなかった部分も含めて分かりやすい。 いろいろな裏技教えて下さるので楽しいです。 〔救急法〕 自分がその現場にいて何かできるようになるのでいい。 AEDの使い方など、分からなかったのでとても勉強になりました。 非常事態につかえる。 将来役に立つときが来るかもしれないので、がんばっていきたい。 現実に必要だから、怖いが好きな授業。 いつどんな状況であっても対応できるように、知識として覚えられるのがいい。 〔課題研究〕 出前講座は色々と話が聞けて楽しい。 おもしろいところに行けるので良い。 実際に話を聞くことができるので、これからの役に立つと思います。 普段できない体験ができていいと思う。 毎回楽しいし、勉強になります。 |
2009,11,27, Friday
さて後期授業シリーズ第3弾は、救急法です。
心肺蘇生法とAEDの使用が、授業前半の山場です。自動車学校では必ずしますし、高校でも体験させるところが増えてきていますよね。すでに普通救命講習の修了証を持っている学生も結構います。身近な人の命を救うことになるかも知れない技術ですので、ぜひ学生の皆さんに身につけてほしいと思ってます。特に公務員という職は、大災害の際には消防署の救急の職員だけではなく役場の職員も警察官もやはり住民から頼りにされる存在です。日常の職務に関係なくとも、最低限のことは知っておいてほしいという思いで、この授業をやってます。 最初はおっかなびっくりなんですが、1ヶ月にわたって4回も実技をさせると、ほとんどの学生がちゃんとできるようになります。3人いっせいにやらせると、「反応なし」なんてかけ声が同時にかかってハモったりするんだな。ぜひ、実際に心肺蘇生を行う場面に遭遇したとき、ぜひ勇気を持ってやってくれるようになると嬉しいですね。 |
2009,11,19, Thursday
さて、秋恒例の能古島ハイキングです。(去年は行かなかったけど・・・)
後期授業2週目の実施と言うことでコスモスはすでになく、島内のバスを運行する西鉄バスに問い合わせの電話をすると「行楽シーズンは終わったので、臨時バスは出ません。60名近く? なんとか1台に乗れませんかねぇ」などとつれないお返事。 しかし、意気消沈することなく、キャベツにお芋、なす、ピーマン、20kgのお茶(2L×10本)と十数kgの肉をかついで出発です。 船に乗る前から、サッカーをし出す学生達。フェリーになぜか乗り込む西鉄バス。どうやら西鉄のご厚意で、結局は通常運行の1台に加えもう1台臨時バスも出していただいたようです。ありがとうございましたっ! ちなみにこのバスは、帰りも私たちを降ろした後そのまま乗船していっしょに帰ってきたので、完全に公ゼミご一行のためのバスだったようです。 無事にバーベQが終わると教員がおらぶ(註:叫ぶって意味です)までもなく、パキパキと自然発生的に片付け始めてあっという間に終わり、サッカー、バスケット、バレーで運動しまくり。少し寒いかなという心配は、杞憂(意味:取り越し苦労)でした。2時間近くサッカーして、「あ゛~っ、もう走れん」とかいって芝生でぶっ倒れたりしてましたが、消防志望でそれぐらいでぶっ倒れてたら消防学校で地獄を見るぞと、心の中でつっこみながらワタクシなくらは思い出通りの喫茶店のオープンデッキでケーキセットをつついておりました。 ▼乗船前から遊び出す学生 ▼バスもフェリーに乗ってます ▼寒いのでバーベQ用コンロで暖をとってます ▼さあ、食べま~す。 このつづきは後日アップ! |
2009,11,18, Wednesday
さて後期授業シリーズ第2弾、憲法・公務員法です。
今日は、弁護士の迫田先生がプロデュースされた元気な若手弁護士さん4名による豪華カルテット授業です。4名も弁護士さんが来ていることに驚いて、「ホントに本物の弁護士?」なんて失礼なことを口走る学生も。 まず憲法について、ということで一人一人自己紹介をさせるのですが、「憲法はよく分かりません」「難しそうなのでこの授業で学びたいです」などと、前期授業の政経の担当教員が聞いたら卒倒しそうな学生コメントが相次いで、聞いてるなくらも身が細りそう。学生にとっては「試験勉強」としてとらえている憲法と、実際、公務員になると意識した上での憲法が結びついていないんですね。 そこで弁護士さんが次々繰り出すお題は、「①新型インフルエンザになった人が強制隔離されることについてどう考えるか。②新型インフルエンザにかかった人の周囲の人が強制隔離されることはどうか」ということで、4グループに分かれて討議。「インフルエンザを押さえるためには仕方ない」という優等生的解答が相次ぎましたが、各グループにわかれて張り付いた弁護士さんから「どうせ死ぬなら家族に会いたいと僕は思うけど」「あしたが公務員試験だったらどうする?」などの投げかけにとまどう学生達。 次に、のりピーの新聞記事をだして、「なぜ窃盗や殺人と違って、麻薬は他人に迷惑をかけていないのに捕まるのか?」と質問して答えを受けた後に、「じゃあ、たばこも自分の体をむしばむし、喫煙者は懲役という法律ができたらどうだろう?」 はい、だんだん意見が割れてきました。「麻薬と違って幻覚を見たりするわけじゃないからいい」「肺ガンなどになって医療費がかさみ税金が投入されている」「たばこの税収がなくなってしまう」「たばこを闇で売る人が出て暴力団の資金源になる」などの賛否がいろいろ出てきます。 まだ授業のねらいがつかめていない学生もいるようだけど、次回の授業がなくらも楽しみです。 ▼まず弁護士さんから討議テーマが投げかけられます ▼司会と発表者をじゃんけんで決めます ▼話し合いスタート。集団討論の練習をしているせいか、意外にスムーズ ▼グループごとに発表しま~す |
2009,11,16, Monday
さて、先週から後期授業が始まりました。
後期授業は、「公務員としての視点を養う」「役立つ技術を身につける」の2つの目的で展開していますが、これが受験塾と専門学校公ゼミとの違いです。この授業があるからこそ、たんなる「受験対策」ではなく1年分の学歴として専門学校卒ということで見てもらえるんですね。そして公務員ゼミナールの教職員としても、「この人で良かった」と市民・国民に思ってもらえる人を送り出したいと願って、この後期授業に臨んでいます。 今日はオフィス演習の「パソコン」演習の授業にお邪魔しました。 みんな事前に決めていたパスワードを忘れたりして大騒ぎだったんですが、「役場の方でも仕事のデータを平気で自分のノートパソコンにうつして、操作の質問に来られたりすることがあるんですよね。また、企業でも職場に行くとディスプレイの上にパスワードが張ってあったり。セキュリティという考え方ができてない人が多いですね。」という話が、担当の先生との打ち合わせの時にも出てました。公ゼミのパスワードは複雑なものにしないと設定できないように制限を加えているので初心者には打ち込むだけでもたいへんみたいですが、公務に就く以上、まず「1234」とか「AAA」とかいうパスワードなんか設定しちゃダメってことから押さえてほしいと思います。 |
2009,11,12, Thursday
さて、今週から後期授業が始まっているのに、ワタクシなくらは鹿児島の大隅半島から大分の佐伯にかけてをうろうろしております。{:rn:} 九州最南端、といいたいところだが、ビミョーに対岸の薩摩半島の山川高校のほうがミナミっぽい(?)ようなので、大隅半島最南端の南大隅高校での出張講義は、たしかもう4年目。2年生の皆さんは、去年1年生のときに私の授業を聞いた生徒さんが大半で、いろいろ質問してもビシビシと解答してくれました。{:rn:} この夏休み、公ゼミから3回にわたって補習授業にお出かけした都城農業高校では、国家III種の土木(九州は募集停止になっているので他地域)に2名が一次合格しているということで、「さすが授業力が公ゼミは違う」と高校の先生にほめていただきました。そのほか、夏期講習や出張講義でおじゃました高校を訪問してまわり、3年生の生徒さんの合格状況を尋ねて回って帰ってきました~。豪雨でJRが停まり、宮崎駅に深夜1時に到着したりというなかなか得難い体験もしましたけど。{:rn:} 今度は、来年合格を目指す高校2年生の皆さん、冬休みの無料集中講習がありますのでぜひ福岡までおいで下さいね。お待ちしています。{:rn:}→【PC】 冬休み無料講習 {:rn:}→【携帯】 冬休み無料講習{:rn:}
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2009,11,09, Monday
さて、高校用の教科書をつくっている定評ある教育関係の出版社である桐原書店。そこから公ゼミは「公務員合格ゼミ」シリーズというベタな名前の問題集を出している訳なんですが、先日、市内の大手書店を訪れたところ、なんとその本が平積みに! 思わず、携帯電話を取り出して激写したなくらです。なぜかワタクシが編著者である「公務員合格ゼミ 理科」だけが、一段下のすみに置かれていることに写真を見直して気がついたのですが、・・・。 九州の公務員専門学校で、唯一、全国販売の書籍を著した講師がそろう専門学校公務員ゼミナール、「市内の書店でも、このように平積みですよ~!」と自慢したくて写真をアップする、なくらです。 追 でも、九州の多くの高校で公務員の補習に採用されているんですよ。補助教材として採用いただいている公務員専門学校もあるぐらいで。最新の2011年版ももうすぐ店頭に並びます。ぜひこのシリーズを活用して合格を勝ち取って下さいね。 一応こちらのリンクから注文もできますよ。 →【PC】 桐原書店 合格ゼミシリーズ →【携帯】 桐原書店 合格ゼミシリーズ |
2009,11,07, Saturday
当ブログで何度も取り上げておりますが、公ゼミには卒業生が頻繁に来校しています。その都度「ブログにて報告せねば!」と思っております・・・が、何やかんや日々の業務に追われ、月日が矢の如く流れ、多くのエピソードが日の目を見ぬまま放置され、宙を彷徨っているのです。そうです、ワタシの怠慢です。
また、卒業生が来校するタイミングとワタシが学校にステイしている時間帯がかみ合わないこともよくある話で、そんな時は多くの卒業生が何らかのメッセージや足跡を職員室に残していきます。それはちょっとしたお菓子だったり、机上の手書きメッセージだったり、落書きだったり様々ですが。そのような卒業生の痕跡を発見するたびにワタシは、「ふむ、昨日は○○君が来ていたようだね。そうかそうか」とつかの間のセンチメンタルを覚えるのです。 で、先日の朝、職員室の黒板に卒業生の痕跡を発見。署名はありませんが、誰が昨日来校したかスグに分かりました。黒板には「11/21~23 五木子守唄祭」とあります。 その主は2年前の卒業生で、五木村役場に勤務している男性。ちゃっかり地元の行事のPRをして帰ったようです。職員としてモロモロの準備に関わっているのでしょう。 しかもワタシの机上には「ブログいつも見てます」とのメッセージが。それを見たワタシ、近頃のブログ更新の怠慢を恥じないわけにはいきませんでした。というわけで、改心したワタシは冒頭の「ブログにて報告せねば!」をこうして現在進行形で実行しているのです。 ちなみに「五木子守唄祭」とは、熊本県は人吉・球磨地方の五木村にて毎年開催されるイベントです。以下、ウェブサイトからの引用「紅葉の時期に例年開催する五木村の一大観光イベントです。正調五木の子守唄をはじめ郷土芸能の披露、昔ながらの木造り実演、花火大会、地元住民による農林産物の販売・バザーなど地元の方のアイデア満載の祭です。また、バザー等を通じての地元の方とのふれあいも楽しみの一つです。」 祭りがなくとも、紅葉がなくとも五木村の大自然は圧倒的で、足を運ぶ価値アリな場所です。それに祭りと紅葉がプラスされるわけですから、コレ必見。みなさまの11月の連休予定に「五木子守唄祭」を加えていただきたいものです。日頃知らな~い間にたまってるアナタの疲労感やモヤモヤ感やストレスなんて瞬く間にノックダウン。是非是非。 |
2009,11,02, Monday
学生の面接練習も一山越えたこの日、代休を取得したワタシは熊本市の自宅から郊外に向けてマイカーを走らせておりました。
その道中、2車線の道路が途中で1車線になるところがあって、となり車線のクルマがぎゅんぎゅんワタシが走行中の車線に入ってくるものですから、もはやマイカーはスピードダウン。セーフティ・ドライビングに徹しました。ほどなくして赤信号。クルマは停車。そのとき同じく前方を安全運転にて走行していたクルマのドライバーがチラチラこちらを見てくる。2度見、3度見どころじゃありません。ドライバーは男性、メガネ着用、20代半ばといったところか。 何て言うか、こういうのってカンジ悪いですよね。休日気分を害されますよね。なのでワタシは完全スルーを決め込むことにしました。にも関わらず執拗にアピールしてくる前方のドライバー。何かこっちを指さしてるし。ホントにカンジ悪いですよね。 こんなクルマとはさっさと別れてしまいたい、と思っていたその時、前方のリヤガラスに見たことのあるステッカーがちょこんと貼られているのに気づいたのです。それは熊本市のイメージキャラクター「ひごまる」。熊本城に目・鼻・口がついたいわゆる「ゆるキャラ」です。ということは前方のクルマは熊本市の公用車か。ワタシ「あ!」 そう、前方のドライバーは外回り中の卒業生だったのです。そうと判明すればワタシの休日気分は害されるどころか、こんな月9ばりの偶然の再会は休日のスパイスになるわけで、「じゃ、ハリウッドばりのカーチェイスでも」と心に火がついたのはほんの一瞬。 相手は公用車にて仕事中、同乗者あり(おそらくは先輩)、マイカーのチャイルドシートには生後11ヶ月の赤子。そんなマンガみたいなこと、できるわけありません。すぐに現実に戻ったワタシ。その後、マイカーは交差点を右へ、公用車は左へ、それぞれの目的地に向かって消えていったのです、安全運転で。 コレが「ひごまる」 |
2009,10,25, Sunday
熊本校からは久々の更新です。
10月に入って公ゼミは完全に「面接一色」です。昨日も熊本県・熊本市の作文試験があったりで、スーツ姿の学生がチラホラ。 で、我々職員もスーツ一色です。そうこの日(10/24)は第1回オープンキャンパスの日。ワタシもびしっと正装で臨みます。ワタシは第1部の「学校紹介」を担当しました。下の写真はその後の三森先生による模擬授業の様子です。 午後からは、これから面接試験を控えている高校生を対象にした「面接対策講座」を実施。ちなみにコレ、第1回は10月12日にやってて、この日は第2回。始めにワタシが面接試験のポイントを説明したあと、参加した高校生ひとりひとりと模擬面接を行いました。 ワタシが担当した熊本工業高校の生徒さん、びっくりしました。面接がうまいんです。ここ、県内でも有数の公務員試験に力を入れている高校で、聞けば学校で10回ほど練習したとか。脱帽です。 |