タイトルでは略しちゃいましたが、正式名称「福岡県専修学校各種学校協会 福岡県認可校オフィシャルガイドブック 福岡県専門学校案内」ができあがりました。
今年は、高校の先生方の意見を取り入れて「広告会社の専門学校案内」と違った進路指導にいかせるオフィシャルなものを・・・、という例年にない熱い思い(!)で作られています。
・・・で、何が例年と違うかというと、各学校の卒業者数、就職者数、進学者数が掲載されているんです。
「何それ? あたりまえのデータじゃないか?」
と思われるかもしれませんが、実は福岡県では公式にオープンにする体制になっていなかったんですよ・・・。卒業者数が出れば「定員割れしている」、就職者数が分かれば「実は就職率が悪い」とか、わかってしまうので「学校経営に悪影響が出る」ってことで、なかなか実現しなかったんですよね。
・・・でもね。高校や大学で、卒業者数や就職者数が「分からない」「お教えできません」ってことはあり得ないですよね。実は、専門学校でもお隣の熊本県では「当然のごとく」載っているデータでして、公教育機関としては明らかにすべき事柄なんだと、なくらも思うんですよ。ただ、今年から突然ってことだといろいろあるので、各専門学校の選択として、「データを載せない」ってことも出来るようになっています。まあ、ちょっとずつ前進していくしかないんですね。
で、まあ、当然、他の公務員専門学校のデータは気になるのですが、あけてみて唖然・・・。
業界最大手の専門学校グループは、すべてデータ不掲載・・・。それはないでしょ。就職率○%ってあんなに大きく広告してるのに・・・。福岡県を代表する専門学校だけに残念。別の全国グループの専門学校もデータ不掲載。地元老舗の公務員専門学校は今年から「掲載そのものがなし」。・・・去年まで載せてたのに。(参考までに言うと従来からすべての学校が掲載されているわけではありません。昨年は66校が掲載、今年は48校掲載となってます)
結局、データが載ってるのは公ゼミだけでした・・・。なんかさみしい・・・。
註1 ちなみに統一ルールに基づいて掲載しているので、この人数は、公ゼミの合格率計算上の人数とちょっと違います。卒業者数は、「途中で公務員就職のために中退した」「合格したけど卒業の単位がとれなかった」等の人数がはいっていませんので、合格率計算の分母(受験者数)より小さくなっています。また就職者数は、「合格したけどもう1年、本命の試験を目指して専攻科へ「進学」」といった人は進学者数の方に入ってしまいますし、もちろん合格して中退した分も除外されますので、合格率計算の分子(最終合格者数)より就職者数は小さくなっています。
註2 冊子は高校の進路指導室に配布される予定です。去年までは一般の方(高校生)もWEBから請求できたハズなんだけど、今年はしないみたい。福岡県内の高校生の皆さんは、高校の進路指導の先生にみせてもらってね。
| http://blog.kouzemi.ac.jp/index.php?e=1741 |
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| 09:53 AM |
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