2011,03,24, Thursday
震災の影響が、採用にもじわりと来てます。
国家III種の行政で税関に内定していた卒業生は、「当面、自宅待機。」 税関の新規採用者に研修を行う税関研修所が、千葉県柏市にあって被災したため、しばらく研修のしようがないということのようです。「4月1日に赴任するように言われていたのに、まだ荷物も送るなって。いつから仕事が始まるんでしょう?」と本人は言ってましたが、実際、新採研修どころではないんでしょう。 また、内定が出るのが遅いので有名な(?)防衛省III種も、ここ数日、内定連絡をもらったパラパラでているんですが、面接は省略して電話一本で内定。一人はなんと仙台から内定が来て、しかも「当面、こちらで勤務できないので、数ヶ月は福岡のほうで」ということになりました。 地方自治体でも、3月末の定期異動を凍結したり、3月末の定年退職を撤回させて急遽4月末まで勤務してもらうようにしたところもあるようです。 マスコミでは被害の大きいところがどうしても取り上げられがちですが、関東地区から北海道まで広い範囲で何らかの被災を受けており、あちらこちら大変なようです。九州地区でも、応援で東日本に人員を出しているところがありますし、無関係ではありません。 卒業生の皆さんの中には、いきなり厳しい仕事になる人も出てくると思いますが、市民の期待に応えてぜひガンバッてください! 応援してます。 |
2011,03,23, Wednesday
長崎県の人事委員会の委員長をされている方が、採用試験関係の雑誌に「離島の試験会場について」と題した寄稿をされているのを見つけました。
長崎県は、比較的大きな離島を多数有する県で、これらの離島の振興には他県に比べて積極的に取り組んでいる印象があります。その一つが高卒の県職員の試験会場で、「長崎(長与町)」「佐世保」にとどまらず、「島原」「五島」「上五島(新上五島)」「壱岐」「対馬」と合計7箇所で受験が可能となっています。九州各県をみると、宮崎・福岡を除けば県庁所在地のみの実施ですので7箇所というのはスゴイ数です。 これについて寄稿文では『試験会場が長崎市だけだと、試験時間に間に合うようにするには、どの島からも前日に移動しておかなければなりません。荒天が予想される場合にはその前日ということになります。離島会場を設けたのは、高校生の受験者が地元で受験できるようにすることで、時間的・経済的な負担を少しでも軽減しようと考えたからです』とあります。 しかし、その文章は以下のように続きます。『離島会場の受験者が減少しており、会場によっては試験当日の棄権によって受験者がゼロという事態までみられるようになりました。こうなると、試験員として出張した事務局職員は手ぶらで帰ってくるという残念な思いを・・・』。その理由としては、採用数の減少によって公務員をめざすことをあきらめてしまう人が増えているのではないかと分析されています。 でも、それでも辛抱強くこれらの試験会場を維持している長崎県の姿勢は、なくらは評価されるべきだなぁ・・・と思ってます。ほとんど引用ばかりで申し訳ないのですが、寄稿文は『離島の高校諸君には、地元で受験できるこの制度を大いに利用して、見事合格を勝ち取ってほしいものです』と結ばれています。なくらも、そう思います。五島、上五島、壱岐、対馬の高校生の皆さん、ガンバロウ! |
2011,03,22, Tuesday
東日本震災から、10日が過ぎました。
先日、桐原書店の「公務員合格ゼミ」シリーズの出荷遅れについてご案内をしておりましたが、本日、桐原書店から公ゼミに問題集が到着しました。今日以降は正常出荷となります。 ご注文いただいていた高校および受験生の皆さんにはご迷惑をおかけしましたが、順次発送いたしますので数日お待ち下さい。 |
2011,03,17, Thursday
高校の先生方ならびに、新年度公務員受験をめざす受験生の皆さん、桐原書店の「公務員合格ゼミシリーズ」をご利用いただきありがとうございます。
これから新年度に向けてご注文が増える時期ですが、サイト上でもご案内させていただいている通り、先日の東日本大地震により桐原書店の倉庫で荷崩れ・庫内の損傷が生じ、出荷が充分にできない状態となっています。公務員ゼミナールにもわずかしか在庫がないため、今後のご注文についてはお手元に届くまで相当の日数をいただくことになるかと思います。ご迷惑をおかけしますが、こういう事情ですのでご容赦下さい。よろしくお願いします。 なお、公務員試験出題集(CD-ROM)については平常どおり、出荷できます。 |
2011,03,15, Tuesday
本日、下記の通り、専門学校公務員ゼミナール本校としての対応を決めました。以下の内容で、学内で学生を対象に取り組むことにします。なお、これらは学内での取り組みですので、公ゼミの現役生以外の方は各自治体・日本赤十社などのサイトを参考にしてできる範囲で協力をしていただければと思います。
------------------------------ 東日本大震災への支援について 専門学校公務員ゼミナール 校長 永沼 由扶子 報道でご存じの通り、未曾有の今回の大震災により多数の被災者が出ております。また、警察官・消防官・自衛官・市役所や町役場職員など公務員の方々も、職務を全うする中で多数殉職される事態となっています。 私どもは、学則において「平和的な国家及び社会の形成者として真理と正義を愛し勤労と責任を重んじる公務員にふさわしい人材を養成し、もって広く国民の幸福の実現に寄与することを目的と」しており、今回の事態に際しできる限りの支援をすべきではないかと考え、次の二点について取り組むこととしました。 もちろん、すでに、各自で何らかの取り組みをされている方もおられると思います。以下の取り組みは任意であり、学校として学生全員への強制をするものではありません。その上で、可能な範囲でのご協力をお願いする次第です。 一、義 援 金 当面3月25日までの期間で、義援金を募ります。集まった義援金は、福岡県を通じて被災地へ届けます。(職員室に義援金箱を設置します) 参 考 福岡県「義援金の募集及び救援物資について」 二、献 血 博多駅前の博多バスターミナルに、九州最大の献血ルームが開設(3月22日より)されます。積極的な協力を呼びかけます。(ただし現在は献血ルームに献血希望者が殺到している状態です。中期的に不足する事態ですので、4~5月期に献血するよう案内します) |