2014,10,21, Tuesday
さて、国家一般・税務職の面接に、毎日、学生が出かけて行っては帰ってきます。
ある程度の人数が受けるので、面接官の様子が次々と変化していくのがわかっておもしろい・・・ってばかり言ってはおれないのだけど。 国家一般では、ある試験室では一人の面接官が居眠りを始めたそうで…。それがあとの受験生になるほど、「うとうとしてた」から「自分の質問が終わったら爆睡」へと変化・・・。よっぽどお疲れだったんでしょうけど、受験生に対していかがなもんでしょうねぇ…。 税務職では、午前中は「直接税と間接税で知っているものを答えてみて?」「じゃあ、直接税と間接税の一番代表的なものは?」「所得税と消費税の、長所と短所は?」ってな税がらみの質問があって、全部すっきり答えると「よく勉強してますね」って感心されたそうですが、みんながスラスラ答えるので飽きてきたみたいで、午後は税の質問はなくなって「車にたとえると自分は何?」とか車好きなら困らないだろうけど車種も知らん学生は「???」ってな質問されたり…。 「構造化面接では誰にも同じこときかなくちゃいけないんじゃなかったの?」って、なくらは思ってしまいました。 まあ、朝から晩まで面接していると質問している側もだんだん頭が溶けてくるのは、面接練習をしている教員だから、よぉ~く、わかります。でもね、やっぱり面接官なんだからがんばらないといけないでしょう、そこは。 |
2014,10,11, Saturday
さて立て続けに合格発表があってます。
ホームルームで合格者として名前が読み上げられるたびにおきる拍手が、職員室からも聞こえます。 玄関ホールの合格者一覧も今日から衣替えをしまして2014年度の合格者の名前がずらりと貼られました・・・というか貼ったのは私ですけどね。まだまだスペースがあるから、どんどん貼るぞ~。 今年は福岡県・福岡市もなかなか好調で、いろんな職種全部あわせて19名が合格しました。同じ日が試験日だから重複はありません。今年の学生数は例年よりちょっと少ない70名なんで、割合的には27%ってところで結構いいかも。さあ、二次突破に向けて面接練習がんばろうね。 |
2014,10,09, Thursday
さて国家一般・税務職の一次合格が発表になりました。
・・・で国家一般に受かった人、次にすることわかるかな? はい、面接の練習もだけど、業務説明会(官庁訪問)の予約ですねっ。関東甲信越地区は、「もう参加予定者がいっぱいです」って断られることもあるので、お早めに電話。 この一次発表後の官庁訪問は三パターンあって、 ①事実上採用面接をやるところ。「もうあなたに決めましたから、二次合格になったら電話下さいね~」ってなる。説明会を終えて帰っている最中に携帯電話に連絡が来て呼び戻されます。(電話がかかってこなかったら選外ってこと) ②ひととおり説明をして名前をチェックするところ。二次合格発表後、「ああ、官庁訪問に来ていた○○君合格したみたいだから、採用面接に呼ぼう」って優先的に連絡してくれるようになります。なお、九州地区などのように合格者の少ないところでは、各官庁の人事担当者は名前のメモは取らなくても顔を覚えてしまうそうです。そうすると、二次合格後に採用面接に行ったときに「ああ、官庁訪問に来ていた受験生だから取ろうか」ってこともあるらしい。 ③官庁訪問がなにもその後に影響を与えないところ。 業務の説明はしますが、「また二次合格発表のあと、最終合格になってから来て下さいね~」といった感じ。 さて、あなたの希望の官庁が、①なのか②なのか③なのかは、行ってみないとわからんよ。いろいろ勉強になるし(高校は公欠で休めるし?)、ぜひ官庁訪問やってみましょう。 注意:以上の記載は国家一般職特有のものです。税務職、裁判所や地方公務員では、官庁訪問の必要はありません。 |
2014,10,03, Friday
学校パンフレットの請求が珍しく東京からありました。名前をみると卒業生、元気にやっているかなぁとメールを出すとお返事をいただきました。
以下かいつまんで紹介。 ----------------------------------- 名倉先生 大変ご無沙汰しています。そして、深夜までお疲れ様です。 現在、私は、官房総務課で国会関連の仕事をしています。今週から、臨時国会も始まりましたので、仕事も忙しくなりますが、頑張ります。 ところで、今回、本の購入とパンフレットの送付をお願いしたのは、お世話になっている知人の子供が、来年、公務員試験を受験する予定なので、プレゼントしようと思ったからです。 既に、私は、公務員生活20年となり、子供2人にも恵まれて、日々の仕事は大変ですが、公私共々、生き甲斐を持って生活しています。このように思えるのも、三森先生流に言えば、99%の先生方の努力と1%の本人の努力のおかげだと感謝しています(笑)。 最後ではありますが、来年、福岡に帰省する際は、遅ればせながら、ご挨拶に伺わさせて頂きますので、何卒、宜しくお願い致します。先生皆様方のご健康とご多幸をお祈りしつつ、簡単ではありましたが、ご挨拶とさせて頂きます。 ----------------------------------- 三森先生、ヒドイこと言ってたんですねぇ…。ふふふ。20年前の学生ってことはもうバリッバリの中堅職員ですよね。ちなみに、彼は国家III種、いまでいう国家一般(高卒)の試験で入って、ずっと本省で勤務してます。いっぺん霞ヶ関に遊びに行ったとき、いっしょにお昼食べたんだけど、もうあれも10年以上前かな・・・。 |
2014,09,10, Wednesday
さて、今回の試験、自己採点して茫然自失(=どうしてよいかわからなくなってボ~ッとなったってこと)となった人が多いのではないでしょうか。どうやら数系科目が全般的に難しく地歴関係もかなりの難問だったようです。そのため、平均点はかなり下がりそう。(試算では16.5点ぐらい)
資格試験ではないので、平均点が下がれば合格ラインも下がるというのが公務員試験。詳しくは姉妹サイトkoumuin.infoをみていただくとして、採用区分によっては教養試験が15点前後でも適性試験がよければ合格できるところもありそうです。なお、足きり点は教養試験は12点(30%)ね。これより低いといくら適性試験が120点でも落とされます。 ちなみに試算したけどkoumuin.infoには載せないのでここに書きますが、同時に行われた国家一般(社会人試験)の合格推定点は教養試験29点(±2点)-適性試験80点ぐらいというきわめて高いもの。年齢もいっていて勉強も大変だってことも考えると、なかなか驚異的な点数です。うちの学校で成績が1番か2番の学生が通るか通らないかぐらいのレベルになっています。 |
2014,09,07, Sunday
さて、いよいよ今日は国家一般・税務職試験! 公務員試験マンスの幕が切って落とされました。(「幕が切って落とされる」=何かが始まるって意味ね。)
会場の福岡大学に行って、在校生や講習を受講した高校生達の姿を見送ってきました。 ▼人事院主催の試験で下げられる「幕」 でもちょっと案内としては小さくて見落としそう・・・。 ▼公ゼミ生の集団その1 公ゼミでは、一次試験は暑さ対策で軽装での受験をすすめています(人事院もそう言ってるし・・・) ▼公ゼミ生の集団その2 直前まで復習! 大事よね。その場で理科の質問を受けたりしました。 ▼受験生がびっしり。ちなみに後の建物は受験会場と違います。 ▼集合時間になって、受付に長蛇の列が。 ▼受付位置に貼られた案内。いつものとおり、雑なテーピングです。 さあ、何が出たのかな・・・。教員としてはやはりすごく気になりますが、こればかりは試験が終わって彼ら彼女らが出てくるまで分かりません。いままでの努力が生きるよう、がんばって!!! 追 顔が識別できる状態で写っているのは、基本的に公ゼミ生ですよん。 |
2014,09,03, Wednesday
さて先週の土曜日は公開模試でした。参加された高校生の皆さん、お疲れ様。そして高校の授業も始まったけど、毎日勉強はしっかりできているかな?
今日、模擬試験の結果を発送しましたので、明日にはつくと思います。それぞれ確認しておいて下さいね。正答率が70%を越えている問題で間違っているところがある人はすぐにその分野を復習しましょう。70%がOKの人は60%、60%がOKの人は50%のラインでね。30%以下の問題は、基本捨て問ということでほっといて良いです。まあ時間があれば勉強するに越したことはないけど、試験直前の皆さんには時間はない! 勉強時間は限られているから、だらだら勉強で貴重な時間を浪費しないようにね。 まずは、9月7日(日)。しっかり受験計画を立ててきた皆さんにとってのファーストコンタクト、国家一般・税務職めがけてがんばりましょう。なお、自己採点結果(予想合格ライン)は九州の公務員試験インフォメーションkoumuin.infoにて9月10日(水)の夜ごろには掲載できるよう努力…といってもまだ何もしてないけど…します。 |
2014,08,19, Tuesday
さて、地方公務員の出題は、国家公務員試験と違って「財団法人がつくっているので非公表」というよくわけのわからない理屈になっているのですが、まあそんなに見たければ「数題だけ例題として公表しますよ」ということでサイトや募集要項に問題が載せてあります。それぞれ、どの問題を公表して良いというのが決まっているので、福岡県のサイトで見ても、熊本県のサイト[PDFファイル]で見ても公表されている教養試験問題は同じ。公開していい問題は財団法人が指定してくるのでそれをそのままPDFファイルにしたり、HTMLに打ち直したりしてサイトに載せています。
ところが、今年、佐賀県警のサイトをみたところ画期的な変化が!!! 例題に解説がついている! しかも、参考にした文献まで書いてあります。たとえば、社会保障の問題については、 〔参考文献〕 高等学校 新政治・経済改訂版 清水書院 平成18年検定済 p137-139 はじめての社会保障第6版 椋野・田中 有斐閣 p16,112,144 平成20年版 図説日本の財政 東京経済新報社 p97-106 社会保険庁HP とわざわざ記してあります。財団法人が提供したのか、佐賀県警が独自につくったのかという謎は深まりますが、どうやら昨年の出題ではなさそうで2009年頃の統一市町村の問題のようです。見ている資料がやたら古い(社会保険庁HPは解体されてなくなっているし…)ことから、解説も今回新たにつくられたものではなさそうです。 いずれにせよわかることは「ちゃんと高校の教科書をベースに」いろいろな資料を見ているらしいということ。しかも見ている教科書は「簡単なバージョン」のほう(同じ出版社から2種類教科書が出ている場合、「新編」または「新」ってついている方が内容が簡単という不文律があります)だってこと。つまりいつも学生に言っているように、「難しいところじゃなくて基本的なところをちゃんと押さえていこう」ってのが、資料としても裏付けられた(?)ということかな。 まあ、かなり推論も入ってますが、公務員専門学校の教員としてはかなりびっくりすることでした。 |
2014,08,18, Monday
さて今日から夏期講習の後期日程(B日程)がスタート。最近は2学期が始まるのが8月中という高校が多くなっており、前期日程(A日程)と比べて参加者は少なめですが、もうほとんどが顔なじみです。願書の書き方なんかを、いろいろ質問に来てくれます。
ラストスパート、今週1週間がんばっていきましょう! |
2014,08,16, Saturday
たくさんの高校生の皆さんにご参加いただきましたお盆講習、どうもお疲れ様でした。あと試験まで数週間、気を抜かずにがんばっていきましょう。
アンケート結果では、ほとんどの参加者の方が「たいへんやる気が出た」と言ってくれました。 お盆講習というのはまさにそれが目的ですから、参加した皆さんにとって大成功と言っていいでしょう^^/ 参加者の感想を、チョイスしてご紹介しておきます。なおもうちょっと見たいという方は公式サイトの受講者の感想ページもご覧下さいね。 |