さて、ある専門学校のパンフを見ていたらこんな記述がありました。
『県認可の専修学校なので、・・・給与面で有利になります。熊本県庁・・・1年間当たり8万3500円高くなり、40年間勤務すれば334万円高くなります。(2年課程は661万円高くなります)』
え~っと、前半はほぼあってます。しかし後半の、1年の格差83500円×40年=334万円という試算は、ちょっと乱暴。ずっとその差が固定されるわけではありません(むしろ狭くなっていきます)。さらに、ある程度になってくると昇進の状況による給与差の方が当然、大きくなってきます。
また、2年課程だとさらに給与がぐ~んとアップ(661万円)するように書いてありますが、定年はみんな同じですから(2年間学校に行くわけですから)勤務年数が短くなってしまいますので、定年までの総額は変わらないか、むしろ減るでしょう。
さらに続けて、『2年課程を卒業すると、給料がさらにアップするだけでなく、大学3年次の編入試験の受験資格が与えられます』って、公務員に就職するんだか、大学に進学するんだかわけのわからないことが書いてありますし・・・(公務員として働きながら、夜間大学の3年次に編入して勉強、ってことも論理上はあり得ますが。)
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| 01:34 AM |
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