2011,03,03, Thursday
昨日、後期授業の反省会を熊本でも実施しました。
後期は多彩なスタッフで多彩な授業を実施していて、これが公ゼミの特色のひとつになっています。 この後期授業をよりパワーアップさせるために、課題をスタッフ全員で共有し、どのようにそれをクリアし、次年度につなげるのかを討議する重要な会議です。 建設的で活発な意見が飛び交う、有意義な会議でした。 そんなヒートアップした会議の後は、クールダウンが必要ですね。スタッフ一同、懇親と慰労をかねて居酒屋に突入することにしたのです。 写真はありません。ワタシをはじめ、中年紳士淑女の酩酊姿へのニーズはゼロかと。 |
2011,02,25, Friday
このブログ、1日1ネタという高い規律によって製作されているので、ホントは21日の話なんだけど、今日書いています。いよいよ明日は卒業式。卒業式に備えて、例年通り生物を担当されている田宮先生の手によって、卒業証書1枚1枚に手書きで名前を書いていただきました。毎年、ありがとうございます。 明日の卒業式では担任によって、この卒業証書が一人一人手渡されます。一人ずつのスピーチ、ちゃんとネタは仕込んだかな。「表現」の授業の集大成だよん。それから、優秀学生に対する表彰もあるからね。福岡県知事賞1名、専修学校協会長賞が3名です。誰がなるのかは、卒業式の時のお楽しみに。同窓会費を持ってくるのを忘れないように。開式までの間は、これまでの写真をスライドショーで見たりするから、よかったら早めにどうぞ。 |
2011,02,23, Wednesday
昨日に続いて報告ですが、こちらはちょっとトホホ編です。なお以下の質問をされたのはすべて高校の先生方です。
【質問】同じ日に実施される、入国警備官と皇宮護衛官とかは問題は同じなのか? 【人事院回答】まあ、全く違うと言うことはないじゃないかとはおもうが、数値とかが変えてあるかもしれないですね。 ※なくらが思ったこと・・・あの、全部一緒です。解答がそもそも一緒でしょ。それで、皇宮護衛より入国警備は5題英語が多いだけ。・・・なんかとぼけて言っているような気もするんだけど・・・。 【質問】地方公務員の方はどうなのか、やはり同じ日に実施されると問題は同じなのか? 【人事院回答】うちがつくっているわけではないのでわかりません。いくつもつくるのは大変ですから一緒かも知れませんね。地方公務員の問題は、え~、名前を忘れましたが、どこかがつくっていて、そこから買うんです。高いんですよ、これが。で、高いから自分でつくるっていうところが増えているらしいですね。 ともかく、値段が高いんだそうです。 ※なくらが思ったこと・・・本当に知らないんでしょうか・・・。その財団法人の理事長も常勤理事も、人事院出身の方なんですけど(俗に言う「天下り」)。「提供調整計画委員会」という会合があって、人事院人材局と打ち合わせもしているんですけど・・・。 まあ、会費(市町村は会員にならないと問題提供を受けられない)だけで1億円、問題提供で7億円の年間収入がありますから、裕福そうな団体ではあります。ちなみに昨年度は利用団体数は増えています。(完全独自に作り始めたのは大阪府だけ) ※これは質問を受けずに、事務局の方から説明があった。 【人事院回答】今年から佐世保と久留米がなくなりますが、これは国家III種の受験者が減っていて、九州は受験規模の割に試験会場が多すぎると言うことになって、一番規模が小さい佐世保を廃止しようと。それから各県庁所在地と、政令指定都市にはあった方がいいだろうと言うことで、ここは決して規模は小さくなくてむしろ多いんですけど、まあ久留米を廃止して、佐世保とまとめる形で佐賀にしようということになりました。 ※なくらが思ったこと・・・久留米がなくなるのが不思議だったのですが、佐世保の道連れという感じみたいです。なんか筑後の皆さんは、気の毒。「県庁所在地にあった方が・・・」なんて議論は前回佐賀を廃止したときはしなかったんでしょうか。そういいながらも、人事院の説明会は、九州各県で佐賀だけないし。 |
2011,02,22, Tuesday
さて、人事院の説明会に参加してきました。今年は事前に質問があれば出して下さいと言うことだったので、「2012年度からの新試験制度について」3点の質問を出しておきました。
当日回答していただきましたので、その内容をここでお知らせしておきましょう。 1.受験資格について 「試験の実施年度の4月1日前2年以内に高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び試験の実施年度の3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者」とあるが、定時制・単位制の高校などにおいては卒業時にかなりの年齢に達する場合も考えられるが、やはり受験できるようになるということか。 【回答】 高校卒という学歴を基本と考えるようにする。質問の通りとなる。ただし私見だが、中卒の方が50歳になって高校に行って、それで卒業して受験できるということは「社会人試験(なくら註:現在の通称『再チャレンジ試験』)」との関係からあり得ないと思う。別に何らかの年齢要件も課すことになるのではないか。 2.基礎能力試験の出題分野について 「知能分野20題 文章理解、数的処理、課題処理」という例示があるが、従来の数的推理・判断推理・資料解釈から科目名称を変えた意図は何か。 ①全く新しい出題内容を想定している。 ②現行の数的推理、判断推理、資料解釈の科目の総括的名称としただけである。 なお、①であれば、受験者の便宜を図るために、試験実施の相当前に例題の公表がなされるようご配慮いただきたい。 【回答】 ②である。数的処理とは数的推理・資料解釈、課題処理というのは判断推理のことである。科目名称を変えた意図は、人事院地方事務局では良く分からない。私見だが、若干、出題数や問題の切り口が変わるのではないか。 3.試験日程について 基礎能力試験が、高卒程度の試験ですべて40題90分に統一されているが、現行の中途採用者選考試験のように1回の試験で行政・税務・刑務官・皇宮護衛官などをまとめて実施するようになるのか。それとも現行のように、国家Ⅲ種の日程、刑務官の日程、海上保安・皇宮護衛・入国警備グループの日程のようにある程度、併願できるように設計しているのか。 試験日程のイメージ(具体的な日付はともなわなくとも、同日に一次試験が行われる試験グループについて)を、受験者の便宜を図るために、早期に公表されるようご配慮いただきたい。 【回答】 ほぼ現行とおなじような実施となると考えられる。1日ですべての試験を兼用して終わらせてしまうことは考えていない。ただし、税務職員の試験が独立したり、大卒の秋実施の試験ができたりするので、日程が完全に現在と同じと言うことはない。いずれにせよ、早期に試験日程が明らかにできるようにしたい。 4.性格試験の実施(当日、質問しました) 【回答】 新制度では、全試験に性格試験が導入されるがそれはどのようなものか。クレペリン検査、YG検査など色々種類があると思うが。 こちらは非公開となる。問題の持ち帰りも許可しない。人事院が作成したオリジナルなものだと思われる(なくら註:よくは知らないよう・・・?)。 ただし恣意的なものにならないように当然配慮した問題となるはずだ。 5.公務員削減の閣議決定について(当日、質問しました。これは2011年度試験についての質問です) 昨年度5月に国家公務員削減の閣議決定がなされて、採用数が削減が発表されたが「閣議決定は平成23年4月採用にかかるものであるので、年度内に採用になるものは欠員補充で別枠である」という論理で、九州内の国家III種行政も税務九州もとりあえず削減はなかったが、本年度の採用はどうなるのか。 【回答】閣議決定は生きており、本年度はもろに適用される。地方出先機関は8割カットという方針通りになる。すでに出ている国家II種九州地区の採用数は昨年度の1/3となる35名(なくら註:昨年は約100名)である。国家III種もそうなるのではないか。例年は各地方事務局が各地区の官庁の採用数を集約して本院(なくら註:東京の人事院のこと)にあげて採用数が決まっていくのだが、今年は逆に本院から数値が下りてくる形で決まった。私どもも35名という数値をみたとき驚いた。 ※この質問は別の専門学校の方もされており、その方への回答も含んでなくらが編集したものです。 6.本年度の名簿残留について(当日、高校の先生が質問されてました。これは2011年度試験についてです) 本年度試験にかかる名簿残留者の数は何人か。 【回答】国家III種行政の名簿残留(合格して採用を希望するにもかかわらず、内定がない者)は、2名。いずれも高校3年生で、大学進学との併願のため、たぶん大学に行くのではないか。税務、機械などの技術職については残留はない。(名倉註:主客が転倒していて、内定が取れないからあきらめて大学に進学するのでは、という気もしたが、他の方の質問だったので突っ込みはしませんでした。) |