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水俣を訪問しました
先日、このブログでも紹介しましたが、熊本校では開校以来、水俣病問題を後期授業のテーマのひとつにしています。

教室で学んだことを現地で確かめ理解を深めるべくこの日は学生一同で現地訪問をしてきました。天気はあいにくの雨でしたが、学生たちは2台のバスに分乗して工場排水が流された場所や資料館を見学しました。また水俣病問題解決に力を尽くした元水俣市長・吉井正澄さんや「語りべ」として水俣病の経験を後世に語り継ぐ活動をしている杉本栄子さんに講演をしていただきました。

吉井さんの講話では、これから公務員として働く学生たちに投げかけられた「組織社会の中で流されずに毅然とした態度で正義を主張できる公務員になってほしい」という主旨のメッセージが印象的でした。また杉本さんが水俣病患者への過去から現在に至る悲惨な差別・偏見の経験を涙ながらに語る姿は、学生たちの心にずっと残り続けるはずです。

水俣病問題はとても複雑で、数回の授業・たった1度の訪問ではとてもじゃないけどすべてを理解はできません。また学生たちにも「これですべてが分かった」なんて思ってほしくありません。けれども、これから公務員として働く学生たちが20歳前後のこの若い時期にこのような経験をすることにはとても大きな意味があると思います。

あとこの日はNHKなど地元のテレビ局が3社取材に来て、当日の夕方のニュースでちょこっとだけ取り上げられました。
元市長に質問資料館見学

| http://blog.kouzemi.ac.jp/index.php?e=948 |
| | 09:58 AM | comments (0) | trackback (0) |

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