2010,06,26, Saturday
やっと人事院の尽力(?)によって、国家III種の新しい採用数が出ました。税務は全国的に全く削減なし、行政も九州は逆に採用数が増える(募集要項記載30→今回発表32)という「少し不思議な結果」となりました。詳しくは、パソコンからkoumuin.infoをご覧下さい。
その「不思議」を解くキーワードは、下に付された「本年度中の欠員補充を含む」という注記です。つまり政府の閣議決定は、「平成23年度採用者の削減率」を決めたものだから、平成22年度内の採用だったら閣議決定には拘束されないと言うことなんでしょう。つまり退職者が必ず3月31日に退職するとは限らないので、退職した時点で翌年の4月1日を待たずに採ってしまうということにするみたいです。例年でも、1月ぐらいに採用になる合格者が出るのですが、今年はそういう例が増えそうです。ただ、税務については税務大学校への入校日は4月1日のはずで、どうやって条件をクリアさせているのか、よくわからないんですけど・・・。 まあ、要員計画を検討することもなしに一律カットするやり方そのものが少々乱暴なものだったので、これくらいの屁理屈は容赦してあげていいのではという気がしますね・・・。10数年前に比べて国家III種の採用数はほんとに10分の1程度にまでカットされているので、これ以上やると職場に若い人がいない「沈滞した」職場になっちゃうよねぇ。バブル崩壊後にしばらく採用をやめた企業が、いまその年代の職員ががっぽり欠落する後遺症に陥って反省しているところだというのに・・・。 |
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