さて、今日は、関東地区のある県警の採用担当の方が来校されました。
パンフと募集要項を手に、「是非、九州の皆さんもうちの県警を受験してください!」と、熱のこもったアピールを受けました。一昨年度から、受験者が大幅に減少したとのこと、まあ、景気の回復でどこも公務員は受験者の確保に苦労をしているようです。
「九州では、一昨年度から、福岡県警の試験日が本州地区と同じ9月に移動した影響もあると思いますよ。従来は、9月の県警統一日は関東に受験しに行く学生もいましたが、いまは九州内の受験者はみんな福岡か鹿児島県警を受験しますから」という話を、私、なくらがしまして、興味深く聞いていていただいたようです。続けて、「○○県警さんも、福岡地区で説明会をされていますね。」「福岡市内のバスに、関東の○○県警が警察官募集ポスターを出してますよ。」という話を世間話のようにすると、「他の県警の採用担当者と話をしても、なかなか教えてくれないんですよね。○○県警は、そこまでしているんですか。」と驚かれていました。いや、県警どうしも、人材確保のために、相当のつばぜり合いをしているんですね。
せっかくですので、厚かましいお願いをしてみました。
「あの、女性警察官もですね、共同試験(福岡県警などを落ちたときに、第二志望で別の県警に合格する制度)をしていただけると助かるんですが。」
「いや、男性警察官でもなかなか、共同試験では来ていただけないのに、採用数の少ない女性警察官では・・・。」
「いえいえ、それは違います。男性は地元の県警で採用が多いので、落ちても、もう一年がんばったら地元に通る・・・という受験生が多いのですが、女性警察官は絶対数が少ないので『女性警察官で働けるなら全国どこでも』という意識がすごく高いんです。女性警察官の競争率は男性警察官と比べものにならないぐらい高いので、志望意思がしっかりしていてそれなりに優秀な子でも一次で落とされることが多いんですよ。ですから女性の共同試験をしていただければ、そういう優秀な受験者を集めることができると思うんですが・・・。」
「そうですか、うちの県は女性警察官の希望者が少ないので今年は採用数を減らしたんですが・・・」
「えっ、そうなんですか。それを聞いたら、うちの学生は悔しがりますよ。」
「わかりました。いろいろ貴重な話をきかせてもらいました。上の方に、今日のお話は伝えてみます。まあ、今年言って、仮に実現できるとしても2年ぐらいはかかるんですが、いろいろ調べてみます。」
「ぜひ、お願いします!」
・・・と、まあ、1時間近く話をさせていただきました。どうもありがとうございました!
| http://blog.kouzemi.ac.jp/index.php?e=1186 |
|
| 07:33 PM |
comments (0) |
trackback (0) |