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集団討論
 さて二次の面接試験もそろそろ終盤にかかってきましたが、今の時期は地方公務員の面接がたけなわです。なかでも近年増えてきているのが集団討論。ただ、集団討論は、地方公務員試験の元締めがマニュアルを作ってない(個別面接はマニュアルがあり研修も実施されている)ので、各自治体がテンでバラバラに取り組んでいるのが実情です。そのため、「集団討論を設ける意味がないんじゃないの・・・」と感じるところもあります。
 まず試験はそれぞれの役割があります。教養試験であれば、知識量を通じて勤勉性を測っているといっていいでしょう。もちろん、物事を整理して理解する能力を測っていると言ってもいいかもしれません。一方、コミュニケーション能力を測るのが、個別面接試験ですね。で、集団討論は何か、という話です。その目的がはっきりしないと、個別面接や作文でやればよさそうなものをわざわざ時間をかけてやって、試験官も評価するポイントを漠然としか把握してないので、思った通りにならない、ということになりがちです。
 某市では、「公務員として求められもの」といった作文のような題を出し、まあ、当然のことながら『討論』としては盛り上がらず、横で聞いていた市長は不満げな顔をしていたとか。「朝まで生テレビ」みたいな討論を期待していたのでしょうけど・・・。だいたいみんな順当な発言をするので、「いや、そんなことはない」なんて否定する必要もなく、「誰が言ってることも、その通りだよねぇ・・・」ってことになるのは当たり前ですよね。
 そのほか、過去には、保育士から土木職、大卒、高卒をごちゃまぜにして実施した自治体や、合併する方向で進んでいるのに「合併はいいか、悪いか」(そりゃ、受験生は悪いとは言えませんよね)とかいう題を出したところもありました。
 ちゃんと討論させたいのなら、「様々な考え方ができて、豊富な経験を持つ社会人でも見解が分かれそう」ってのを、受験生の性質にあわせて選ばないと・・・。「若い人の意見を聞きたい」みたいな、『不純な』動機で課題を設定してもうまくいくはずがありません。

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| | 05:39 AM | comments (0) | trackback (0) |
高校での合格順調
 さて公務員受験に取り組んでいることで著名な高校をいくつか廻らせていただきましたが、やはり採用増の影響を受けて成績が伸びているようです。
 久しぶりに国家一般(昔の国家III種)に合格者が出たということで、官庁訪問などのご質問も先生方から電話でいただいています。私が聞いた範囲でいちばん合格者の多い高校は、「のべ一次合格120名」の合格を出しておられました。自衛官候補生・曹候補生・航空学生を数から抜いても、「のべ一次合格80名」で、分母となる公務員を受験した生徒数を考えると、指導力に欠ける公務員受験塾・公務員専門学校は真っ青の合格実績です。さまざまな校務があるなかで、公務員指導に力を注ぐことは大変なことだと推察するわけですが、担当の先生の奮闘には敬意を覚えざるを得ません。
 よく、「高校生が専門学校に行かずに公務員になるのはムリですよね」って言われることが多いのですが、やっぱり3年間かけて一貫して指導していくと成果が出るものだと、改めて実感させられました。



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| | 05:23 AM | comments (0) | trackback (0) |
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