2012,08,28, Tuesday
さて、文部科学省が例年取り組んでいる学校基本調査の結果が昨日発表されました。
「今週の大学卒業者約56万人のうち、ほぼ4人に1人にあたる12万8000人余り(約23%)が安定した職に就いていない(毎日新聞8.28朝刊)」と報じられています。 従来の調査では、アルバイトなども含めた就職率しかわからなかったのを、「今年初めて、・・・『非正規雇用』の項目を追加した」ことによって判明したそうです。就職状況がある程度よいと思われる国公立大学などの数値も含むため、それ以外の大学ではさらに非正規雇用の割合は高いと考えていいでしょう。 中の関連記事には、「派遣三つ掛け持ちで生計・・・国立卒25歳」「高卒就職の仲間うらやみ・・・私立卒23歳」といった衝撃的な小見出しがならんでいます。高校生の段階から、「なんとなく、みんなもいくから・・・」ということで進路を考えるのではなく、早くから自分の道を見極めていかないといけないということですよね。今の高校生、大変です。 |