2012,04,14, Saturday
さて消防官になったらまず県が設置する消防学校に入校して、初任科のキビシ~イ研修を受けなければなりません。
本年度の各県の状況をネットで拾える限り、網羅してみました。 福岡県 4月入校 124名 うち女性は4名(北九州市消防局2、京築広域圏1、宗像地区1) 〃 9月入校 58名 うち女性は0名 福岡は入校数も多いので、2回に分けて実施します。9月入校の職員は、4~8月は研修を受けないまままず半年勤務することになります。 福岡市 32名 うち女性は2名 政令指定都市は消防学校を単独で設置できる(※別にしなくてもいい。北九州市は福岡県の消防学校に入校)ので単独で持ってます。全国でも有数の『少人数精鋭教育』で、特に厳しいといわれるゆえんです。全員倒れるまで訓練したりするから・・・。 佐賀県 51名 うち女性は1名(佐賀広域消防局) 小さな県ですが、九州では唯一のAFTを持ってます。簡単に言うと「プロパンガスを燃料とした、火炎・濃煙を伴う建物火災状況をリアルかつ安全に模擬し、 総合的な消火・救出訓練が繰り返し可能な模擬消火訓練装置」。消防団の研修にも利用しているのが佐賀の特徴。 長崎県 4月入校 46名 うち女性は1名?(長崎市消防局) ここはネットを使った広報が充実しています。ここも2回に分けて実施します。9月入校もだいたい4月と同じ40~50人が入校する。 熊本県 100名 女性は不明 今年の詳細はまだ出ていません。ここ数年の大量採用で、人数が多すぎて寮に収容できず通学できる者は「日帰り入校」という、他県の消防学校入校者が聞けば「うらやむような(?)」状況。ちなみに昨年は、89名入校で うち女性は熊本市消防局、人吉下球磨、八代広域の3名。 大分県 56名 うち女性は1名?(宇佐市) サイトの広報もなく、NHKの報道しか情報がないので、よくわかりませんでした。 宮崎県 43名 女性は不明 鹿児島県 情報なし どうも南の方は、あまり消防学校の広報は熱心じゃないようですね。優秀な人材を集めるために、露出する機会を増やした方がいいんじゃないでしょうか。 |