2012,03,06, Tuesday
さて、政府が国家公務員の採用数を2009年度比で40%カットするという方針を打ち出しました。さすがに今度は新聞を見ても、「若者いじめではないか、このままでは年齢構成がいびつになる」「給与の低い若い層を削減しても人件費抑制の効果はない」などの指摘がされていました。本当にその通りだと思います。
現在の国家公務員(国家III種行政)の採用数はすでに15年前と比較して、10~20%程度しかありません。九州で150名[1996年]→20名[2011年]、関東甲信越で750名[1996年]→180名[2011年]と、大幅に押さえこまれています。団塊の世代の退職が増え採用増となって当然の今の時期にさらにこれをカットするとなると、急速にスリム化が達成できるとは思いますが、20年後には基幹をささえる中堅職員が異様に少ないいびつな状態になるわけで・・・。 まあ、公務員専門学校のブログであって経済情報誌なんかではないのでこれ以上は論評はしませんけど、・・・。 |