2011,04,24, Sunday
さて、間が空いてしまった、シリーズもののやっと第2弾。
ギョウーカイの人なら誰もが知っている「国家III種」。正式名称は「国家公務員採用試験III種」って言います。人事院自体は「III種試験」って略してます。まあ、そりゃ自分のところでは国家公務員採用試験しかしてないから、そう略してもいいんでしょう。でも、一般の略し方は、最初と終わりをとって「国家III種」なんですね。チョー略すと「国III」です。 ・・・で。 来年度から、国I・国II・国IIIがなくなって、5分裂するわけです。 国家公務員採用試験総合職試験(院卒者試験) 国家公務員採用試験総合職試験(大卒程度試験) 国家公務員採用試験一般職試験(大卒程度試験) 国家公務員採用試験一般職試験(高卒者試験) 国家公務員採用試験一般職試験(社会人試験(係員級) いくら何でも長すぎるので、これの略称を考えちゃいましょ~、ということで連日職員会議で議論を重ねております。 A案 国総院(コクソーイン) 国総大(コクソーダイ) 国一大(コクイチダイ) 国一高(コクイチコー) 国一社(コクイチシャ、コクイッシャ) いままでトップ試験を示していた(コクイチ)が、初級試験を意味するのはマズイだろ―という修正B案が、以下のもの。 B案 国総院(コクソーイン) 国総大(コクソーダイ) 国般大(コクパンダイ、コッパンダイ) 国般高(コクパンコー、コッパンコー) 国般社(コクパンシャ、コッパンシャー) 私は、コッパンコーが気に入ってます。各公務員専門学校の皆さんも、公ゼミの意見を参考にして決めてもらっていいですよん。(え、「そんなこと、お前に言われなくても、それしか思いつかんわ!」 あ、そうですか、やっぱり・・・) でもね。かつて業界大手出版社が、県職の試験を「地方初級」、市職や町職を「市役所」と表記してたとき、「市役所も地方初級なんやからその呼び名はおかしいだろ」と、「県・政令指定都市」という用語を公ゼミで編み出したんですよ。で、けっこう九州ローカルでは広まって使ってますのよ。うちが書いている桐原書店「公務員合格ゼミ」でも採用してますっ。 |