2011,04,03, Sunday
さて、今日は雑談です。しかもシリーズものです。
高卒程度を対象とする公務員試験を意味するものは、昔は「初級」。大卒は「上級」でした。 しかし、人事院が「国家初級」を「国家III種」に改名したときに、ほとんどの地方公務員試験は追随しなかったので、国家系は「III種」、地方系は「初級」という感じにずっとなってました。最近、ぽつぽつと東京都・東京特別区・福岡県・長崎県などが「III種」を使い始めたのですが・・・。 また一部の市町村では、大卒を「A」、高卒を「B」とするところもあります。また、警察官は一部の県を除けば、警察官Aといえば大卒、警察官Bと言えば高卒程度の試験ですね。ただ、これも一部の自治体では「A」「B」の区分が学歴や受験年齢と関係なかったり、刑務官のように「A」が男性、「B」が女性をあらわすこともあって、知らない人には分かりにくいことこの上ない。 で、「わかりやすく、改善しなきゃ」ということか、いくつかの地方自治体では「初級」や「III種」という言い方をやめて、「高卒程度」「大卒程度」という表記をしているところがポツポツ出てきてはいました。 そして、今年。また新しい表記が誕生。 大阪府職員採用試験 行政(22-25) 大阪府職員採用試験 行政(18-21) 学歴とは関係なく年齢になれば受験できるので、「高卒程度」「大卒程度」と書くのも誤解を招くと言うことなんでしょう。ストレートに年齢表記で来ました。確かに分かりやすい。ただ、なんか意志一致がうまくいってないようで、 大阪府職員採用試験 警察行政(高校卒程度) 大阪府職員採用試験 技術(高校卒程度) ってものなぜか併存してます。知事部局と警察本部で違うのはわかるけど、なんで技術系は(18-21)にならないんだろう・・・、よくわかんない・・・。(「高校卒程度」となってますから、「高校卒」でなくても受けられるのは「18-21」とかわらないハズなんですが・・・) 第1弾おわり |