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2007,06,01, Friday
さて、海上保安などの面接試験が得点化されるという発表がありました。以前はこんな変更は春に一斉に発表があったんですが、体力試験種目の変更に、採点基準の変更にと、バタバタしながら改革されている印象を受けますね。
フツーの公務員希望者が受験ターゲットにしている海上保安(船舶運航システム課程)では、実に教養試験3/4に対して、面接試験1/4と、極めて高い配点となりました。これによって「面接重視」になった・・・、といいたいんですけど、実はそうでもないんですよこれが。ちょっとややこしいんですが、説明を根気強く読んでみてね。 【従来のシステムの建前】 ※説明の数字は仮のもので、50名採用するつもりだったとします。 step1.教養試験(30点以上で一次合格 ※仮に100人) step2.面接試験(○×式 ※仮に80人合格) step3.最終判定(面接試験をクリアした者80名を、教養試験の得点順に並べて上位50名が最終合格=結果として例えば32点以上で最終合格) ・・・なんですが、実は一次合格と、最終合格の得点は、例年ほとんど同じなんですね。これはどういうことかというと、つまり、 【従来のシステムの実運用】 step1.教養試験(30点以上で一次合格 ※仮に100人) step2.面接試験(○×式 ※50人合格→最終合格の予定人数まで絞り込んでしまう。) step3.最終判定(すでに50名に絞られているのでなし 結果として最終合格点も変化なく30点のまま) つまり、step2の面接段階で、徹底して落としまくってたってこと。step3の「成績順に並び直し」っていうのは事実上ないに等しかったわけですよ。極論すれば、成績は1位でも、面接ちょび苦手、って人は遠慮なく落とされてた可能性があるわけです。 それを得点化するっていうわけですから、step3の段階を有効に使おうってこと。(人物試験を得点化しても同じことをするんだったら、得点化する意味がないからね)。だから「成績抜群だけど、面接ちょび苦手」って人には、ラッキーな制度改革ってゆうふうにも解釈できるんですねぇ。 試験制度は、形も大事だけど、実際の運用で性格がまったく変わってきますから、難しいんだよねぇ。 追 面接はA~Eの5段階評価で、ABCが合格で、新制度ではそれぞれに得点がつくってことです。ただし、DEの判定だと、得点をつけるまでもなく×にされるのは従来どおりですので、お間違えなく。 |

