1/23月禁煙授業をしました。
飯塚病院歯科口腔外科部長の中松先生をお招きして、喫煙の害についてお話いただきました。
タバコが日本に入ってきたのは、1584年に南蛮船によってもたらされたらしいことから始まって、次のようなことをお話しされました。
・なぜタバコはやめられないのか→脳にニコチンがくっつくとドーパミンという快楽物質が分泌されて気持ちがよくなることと、強力な依存性がある
・タバコは莫大な時間・費用の浪費→50年間タバコを吸えば、3万時間と約800万円を浪費する!
・タバコは有毒物質の缶詰→7000種類の化学物質、200種類の有害物質、50種類の発がん物質が含まれている
・様々な病気の原因になっている→肺がん、ぜんそく、肺気腫、赤ちゃんへの悪影響(低体重、未熟児)、心筋梗塞、狭心症、脳卒中、胃潰瘍、歯周病・・・
・一本吸えば、5分30秒寿命が縮まる
・シミ、シワ、肌のくすみ・・・お肌の天敵
・受動喫煙の危険→副流煙のほうが有害
・口臭、歯周病、口腔がんの原因
・禁煙する方法→ニコチンパッチ、ニコチンガム、内服薬などある。禁煙外来も利用できる。
・タバコの税収よりも損害額の方がはるかに大きい。
など、動画も交え、わかりやすく説明いただきました。
それにしても、受動喫煙対策が日本は世界最低レヴェルである、というのは考えさせられました。
世界のほとんどは、レストランをはじめとする公共の場では禁煙なのです!
お忙しい中、説明いただき中松先生ありがとうございました。
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| 04:14 PM |
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