2013,08,19, Monday
さて、数日前、警察で『仕事上で起きるミスへの対処を巡り、新人警察官らに対する教育が、失敗を戒める姿勢から「自分の弱さを認めた上で問題に向き合おう」という方針に変わりつつある。失敗は許されないという考えにとらわれすぎ、ささいなミスを隠して重大な不祥事に至る事案が相次いでいる』という新聞報道があってましたね。『警察庁が通達で「単なる叱責は職員を萎縮させ、失敗の隠蔽(いんぺい)を誘発するだけ」などとミスの対処の教育を改めるよう求めた。・・・幹部は「真面目にやっている警察官の士気を下げるなどマイナス面が大きかった」と話す』ということだそうで。
たしかに、警察学校に入校してすぐ、「5分前集合」と言われたので整列して待っていると、「5分前集合って言われたら、10分前には並んどけ!」って怒られた、なんて話を聞きます。そういう指導は「上司の言うことは絶対」という気合いが入っていいんでしょうけど、度を過ぎると「何を言っても怒られるので、言わない方がいい」という受け身の人物を養成する危険性もあるわけで、正しい方向性じゃないかなぁと思います。 なお、できれば通達本文を見たかったんだけど、警察庁のサイトをみると「警察庁の内部管理に関するもの」に該当するものは載ってないって書いてあるので、どうもそれに該当する文書みたいですね。 |