2011,04,06, Wednesday
さて、3月の入学直前授業から学内で取り組んできた義援金を、専攻科の学生2名と福岡県庁に預けに行ってきました。
金額は18万1005円。これとは別に、福専各(福岡県専修学校各種学校協会)のほうにも学校のほうから5万円入れてますので、合計は約23万円です。小さな学校とは言え、ちょっと少ないなぁ・・・と思っていたのですが、福岡県庁の担当の方は「少ないということはないですよ。学生のみなさんで集められたんですね。」と言ってくださいました。課内には「被災者住宅支援」の案内や、「福岡県から来た水です」といった支援物資に張る前のプリントなどが積んであって、東日本から遠い福岡県でもさまざまな取り組みがされていることがうかがえました。 ![]() ![]() 阪神大震災が起きた年はボランティア元年とも言われています。消防の立場では、「自主防災の必要性」が大きくクローズアップされました。つまり、大規模な災害時にはすべての現場に消防隊が行き着くことができないということが明らかになったわけです。 今度の震災では、救助・捜索といった消防・警察の業務にとどまらない、市町村そして県レベルでの広域連携についての必要性が指摘されています。となりの市やとなりの県から支援をしてもらうつもりだったのが、となりの市や県も被災しているという状況です。この震災は、全国の地方自治体にとっても一つの転換点となるものといえそうです。 |