2010,01,26, Tuesday
「現代社会の理解」という授業では水俣病問題をテーマにしてます。川辺川ダム問題と同様、熊本校では開校以来後期授業のメインテーマのひとつになっています。いずれも職種を問わず公務員になるのなら必ず向き合っておきたいテーマです。
この日は毎年恒例の水俣訪問です。前日が車両工場見学ですから、今週はタイトスケジュールであります。 下の写真は「考証館」という水俣病の資料館です。当時の貴重な資料を見ることができます。 ![]() さらに市の施設「水俣病資料館」では館内の見学に加えて、水俣病の「語りべ」のひとり緒方さんの話を聞きました。水俣病とともに生きてきた50年余りの月日と思いをせつせつと語る姿が印象的でした。 ![]() 埋立地も訪問しました。天気がよいことも手伝って、海のブルーがまぶしいかったです。きれいに整備されていますが、その足下には「汚染物質」が埋まっています。 ![]() きれいな海、そして水俣湾の海中映像を資料館で見た後、ワタシの脳内に浮かんだのは「釣り」の2文字。この数日後、何かにとりつかれたようにマイカーを天草方面に走らせるワタシがいました。そしてカサゴのみそ汁と素揚げが食卓に並んだのです(熊本ではガラカブ、ワタシの地元福岡ではアラカブというお魚です)。 |