2009,11,02, Monday
学生の面接練習も一山越えたこの日、代休を取得したワタシは熊本市の自宅から郊外に向けてマイカーを走らせておりました。
その道中、2車線の道路が途中で1車線になるところがあって、となり車線のクルマがぎゅんぎゅんワタシが走行中の車線に入ってくるものですから、もはやマイカーはスピードダウン。セーフティ・ドライビングに徹しました。ほどなくして赤信号。クルマは停車。そのとき同じく前方を安全運転にて走行していたクルマのドライバーがチラチラこちらを見てくる。2度見、3度見どころじゃありません。ドライバーは男性、メガネ着用、20代半ばといったところか。 何て言うか、こういうのってカンジ悪いですよね。休日気分を害されますよね。なのでワタシは完全スルーを決め込むことにしました。にも関わらず執拗にアピールしてくる前方のドライバー。何かこっちを指さしてるし。ホントにカンジ悪いですよね。 こんなクルマとはさっさと別れてしまいたい、と思っていたその時、前方のリヤガラスに見たことのあるステッカーがちょこんと貼られているのに気づいたのです。それは熊本市のイメージキャラクター「ひごまる」。熊本城に目・鼻・口がついたいわゆる「ゆるキャラ」です。ということは前方のクルマは熊本市の公用車か。ワタシ「あ!」 そう、前方のドライバーは外回り中の卒業生だったのです。そうと判明すればワタシの休日気分は害されるどころか、こんな月9ばりの偶然の再会は休日のスパイスになるわけで、「じゃ、ハリウッドばりのカーチェイスでも」と心に火がついたのはほんの一瞬。 相手は公用車にて仕事中、同乗者あり(おそらくは先輩)、マイカーのチャイルドシートには生後11ヶ月の赤子。そんなマンガみたいなこと、できるわけありません。すぐに現実に戻ったワタシ。その後、マイカーは交差点を右へ、公用車は左へ、それぞれの目的地に向かって消えていったのです、安全運転で。 ![]() コレが「ひごまる」 |