2008,12,03, Wednesday
調子がイイので2連チャンで後期授業の紹介をします。後期授業のもうひとつのテーマは「調べる・まとめる・発表する」でありまして。今回はそんな感じてやってる授業を紹介します。
ま、それをワタシが担当していたりするのですが、「暮らしと人権」という授業です。サブテーマは「支える」。って実はこれ、昨年までなくら先生が担当していた授業で、それを今年ワタシが引き継いでやってます。この授業では、この社会で人間が人間らしく生活していくための「支える」仕組みについて学生たちが課題を設定し、調べ・まとめ・発表します。センセが前に立ってガンガン板書してそれをフンフンって学生たちが聞く受験期の授業スタイルとはまったく違うんですね。 つまり授業の主役は学生たち。ワタシは裏方に徹してます。受験期にガンガンやってたワタシとしてはこの状況に新鮮さとともにさびしさもちょっと感じたりするのですが。ま、こういう授業は教員の存在が薄ければ薄いほどいいわけで、「あ~しゃべりたい、ツッコミたい、てかその発表ワタシにやらせなさ~い」っていう衝動をグッと押さえて机にちょこんと座って学生たちの発表をフンフンって聞いています。 先日が第1回で「年金問題」と「ストレス社会で起こる病」の2つについて発表がありました。いずれも私たちの身近な問題。特に今日の世知辛い世の中、ストレスからくる疾患って誰にでも起こりえますよね。 ![]() 発表担当の学生たちはだいたい2週間前から準備を始めて、6枚程度のレポートと発表用の資料を作成します。今はネットに膨大な情報があふれていますね。フリーの百科事典なんかもあったりして。で、そっからコピペして「はいレポートできました!」っていうやっつけ仕事をやってもらっては困るので、それは厳禁!っていうルールと必ず図書館で参考文献・資料を探しに行くことをルールにしています。なので学生たちはけっこう大変そうです。裏方なワタシはこの辺を厳し~くチェックし、発表本番まで数回ワタシと打ち合わせをしながら作業を進めています。 で、発表のない学生たちはメモをとりながらフンフンって発表を聞いて、そのレポートを評価するというのが一連の流れ。受験期とは違うこのカンジ、いいですね。 |