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2008,02,15, Friday
さて、まず最初に断っておくと、「国家公務員制度改革基本法案」という今度の国会に出される法律案のお話です。ですから、まだ決まったわけではなく、決まったとしても3年~5年後に実施という内容ですので、現在高校1年生の皆さんであっても「関係あるかないか分からん」というとぉ~い未来のお話です。
法律案によると現行の国家I種、II種、III種という試験区分を廃止し、 A.まず、学歴に応じた3区分の試験を設ける。 [高卒程度][大学卒程度][大学院卒程度] B.つぎにAの学歴区分ごとに、3分類の区分を設ける。 [一般職] [専門職(技術系区分のことです。ですからさらに土木・電気などの細かい分類が入ります)] [総合職(これがいわゆる国家I種を事実上継承するもので、高卒程度の区分には設けない)] C.さらに地域別の区分を設ける。 まあ、九州地区とか関東地区とかいう奴です。 D.他の職業からの中途採用試験を新設する。 これは現在の再チャレンジ試験を継承するものではなく、「民間企業の経験を持つ優秀な人材をとる」というイメージです。わざわざ「他の職業からの」と断っていますから。 「これらは、あくまで採用の際の区分であり、いかなる意味でも将来の昇進や身分の保障を意味するものではない。」とは言っていますが、これを整理するとイメージ的にはこういう感じですね。 国家III種 行政・技術系(土木など)→国家公務員(高卒程度) 一般職・専門職(土木など) 国家II種 行政・技術系(土木など)→国家公務員(大卒程度) 一般職・専門職(土木など) 国家I種 行政・技術系(土木など)→国家公務員(院卒程度/大卒程度) 総合職 【現行は、なし】 → 国家公務員(中途採用試験) 一般職・専門職・総合職 一部の県の職員採用試験では、「初級」公務員という呼び方をやめたり、「県職員(高卒程度)」といった表示をしているところがありますが、この法律が通れば、地方公務員でもそういう呼称の変更の動きも広がりそうですね。 |

